妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
クコの実は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のクコの実について紹介致します。

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妊娠中クコの実は食べても良いの?

クコの実

妊娠中にクコの実はできれば控えた方が良いでしょう。

というのもクコの実にはベタインという成分が含まれており、
この成分が早産のリスクを高める可能性があると言われているからです。

また、クコの実は月経促進や人工中絶薬としての作用があるといわれています。

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知らずに食べてしまった場合は大丈夫なの?

多量でなければまず問題ありません。
例えば、ドライフルーツに入っている程度の量や、
杏仁豆腐に乗っている程度の量、サラダにペーストで入っている程度の量であれば
まず問題はありません。
たまに腹痛などを起こすこともあるようですが、
胎児にはまず影響がないと考えられます。

次から気をつけるようにしましょう。
参照:アスクドクターズ

クコの実には流産を起こす作用が本当にあるのか?

アスクドクターズを見ると、
そこに登録されている内科医の先生のコメントによれば、
クコの実は漢方薬によく用いり、「枸杞子」という漢方薬で、
流産や早産を促進するという情報が飛び交っていますが、
これはアメリカかどこかの非科学的な本に少し記載があるだけで、
科学的信憑性は全くありません。と述べています。
参照:アスクドクターズ

枸杞子の効能を見てみると、
強壮や新陳代謝増強作用があるといわれています。
カロテンやビタミンB1、B2、Cなども豊富に含まれているため、栄養価の高い食材でもあります。
とのことです。
参照:武田薬品工業株式会社

さらに、妊婦に禁忌な漢方薬を見てみると、
その中に枸杞子(クコシ)は入っておりません。
参照:福岡県薬剤師会

ベタインが多く含まれる食材

ベタインはクコの実にだけ含まれる成分ではありません。
ベタインが多く含まれる食材としては、

  • たこ
  • いか
  • えび
  • かに
  • 貝類
  • 甜菜
  • ほうれん草
  • 麦類
  • きのこ

などに多く含まれています。
参照:わかさ生活

この中で食べ過ぎてはいけないと言われる食材はありません。
つまり、知らず知らずのうちにベタインを摂取していることになりますので、
クコの実を少量口にしたからといって心配する必要はないでしょう。

サプリメントは控えて

ビタミンB群類のサプリメントにベタインが含まれていることが多くあります。
サプリメントは成分を凝縮していますので、
栄養素を摂取しすぎることもあります。

ベタインは流産や早産を引き起こすと噂されているため、
サプリメントからの摂取は避けた方が良いでしょう。

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まとめ

妊娠中のクコの実は少量であれば問題ないことがわかりました。
しかし、多量に摂取することで流産や早産の可能性があると噂はされていますので、
多量に摂取することは控えた方が良いと考えます。

杏仁豆腐やドライフルーツなどの料理に使われている程度の量であれば、
アスクドクターズに登録されている医師のコメントを見る限り
まず問題はないとのことですので、食べてしまったからといって
それほど心配する必要はなさそうです。

それに、早産や流産の可能性があると言われているベタインは
クコの実だけではなく、きのこや麦類、たこ、いか、えびなどにも多く含まれていますので、
私たちは知らず知らずのうちにベタインは摂取していることになります。

しかし、たこやいか、えびなどを禁忌とする情報はどこにも見つかりませんので、
ベタインの作用は噂レベルのことなのかもしれません。

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