アース製薬から出ているブラックキャップとKINCHOから出ているコンバットは
両方とも毒餌タイプの駆除剤になりますが、併用することはできるのでしょうか?
こちらではブラックキャップとコンバットの併用について紹介致します。
ブラックキャップとコンバットは併用できるのか?
ブラックキャップの主成分はフィプロニルというフェニルピラゾール系の成分であり、
コンバットの主成分はヒドラメチルノンという有機フッ素化合物の一種になります。
どちらもゴキブリが食べると時間をあけて死に至る成分で、
ブラックキャップの方は食べてから6時間程度で効果を表し、
コンバットの方は食べてから12時間程度で効果を表します。
どちらもゴキブリの食いつきはよく、残留性があるため、
食べたゴキブリが巣に戻り糞をすると、その糞にも有効成分が残留し、
他のゴキブリがその糞を食べると死に至ります。
ブラックキャップとコンバットの併用はできるかについてですが、
併用しても問題ありません。
駆除できる時間の違いくらいしかありません。
その効果の違いがわかる動画を貼っておきます。
併用することでグルメなゴキブリも退治できる?
動画を見るとわかると思いますが、両方ともに食いつきが良いです。
ですので、どちらが優れているかというのは甲乙付けがたいですが、
ゴキブリにとってみれば、2つの味を味わえるので、良いのかもしれません。
ブラックキャップに興味を示さないゴキブリがいるかわかりませんが、
仮にいるとした場合、コンバットの味は好んで食べるということもあるかもしれません。
逆もしかり。
実験してないので、わかりませんが
手元にブラックキャップ、コンバットがあるのであれば、
両方ゴキブリの通路や集まりそうな場所に設置すると良いでしょう。
即効性という意味においてはブラックキャップの方が効果の出が速い
即効性という意味においてはブラックキャップの方が6時間程度で効果が出るため速いです。
コンバットはその倍程度の時間が必要で、ようやく効果が出るため、
早く駆除したい場合はブラックキャップの方が良いですが、
いずれにせよ、死にいたる場所はゴキブリの巣なので、
時間の差はそれほど影響しないと言えるでしょう。
まとめ
結局のところ、ブラックキャップもコンバットも手元にあるのであれば、
併用するようにし、どちらか片方ある場合はあるものを使うというスタイルで良いかと思います。
コンバットも新しい種類のものはブラックキャップと同じフィプロニルを使用していますので、
手元に通常のコンバットがある場合で、設置分足りない場合は、
ブラックキャップを購入して併用するというのが、良いかと思います。
というのも、ブラックキャップの方が価格が安価で数も多く入っているため、
様々な場所に設置しないといけないものでもありますので、数が多い方が良いという判断です。