蚊がいなくなるスプレーは部屋にワンプッシュするだけで、
部屋全体に成分が行き渡り、壁や天井などに付着して、そこに止まった蚊を駆除するという商品ですが、
猫には影響はないのでしょうか?
また、床に付いた成分を猫が舐めた場合はどうなるのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーと猫について紹介致します。
蚊がいなくなるスプレーは猫に影響あるの?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分は蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺して弱らせたり死に至らせたりします。
では、この成分が猫の体内に入ったらどうなるかについてですが、
結論を言うと特に問題ありません。
人間をはじめ猫や犬などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っているため、
体内に入ったとしてもすぐに分解されて無毒化され、排出されていきます。
参照:KINCHO
ですので、猫がいる部屋でも蚊がいなくなるスプレーを使うことができます。
ただし、直接猫にかけるようなことしないでください。
なお、猫全般に無害なので、子猫であっても年老いた猫であっても問題はありません。
床についた成分を猫が舐めてしまった場合は?
蚊がいなくなるスプレーは使用すると壁や天井、床などに付着します。
成分が付着した床を猫が舐める場合もあります。
上記にも書きましたが、猫がたとえ成分を舐めたとしても分解無毒化され排出されますので、
特に問題になると言ったことはありません。
ですので、蚊がいなくなるスプレーをした後に掃除など必要はありません。
猫によっては敏感な仔もいる
人間の話になるのですが、たまに蚊がいなくなるスプレーを使用したときに、
舌がピリピリする、喉がイガイガするといったような症状が出る人がいます。
しかし、これは一時的なもので時間が経てば治まります。
猫の場合はどうかわかりませんが、おそらくピレスロイド系の成分に敏感な猫もいると思います。
その場合、いつもと違う行動などが見られるかもしれません。
その場合は、次から使用する際は使用前に猫を部屋の外に出して、
使用し、30分程度経ってから部屋に入れてください。
そうすることで、最初空気中を飛散していた成分も壁や天井などに付着して落ち着いていますので。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分が人間をはじめ猫などの温血動物の体内に入ったとしても
分解無毒化され排出されますので、何の問題もありません。
ですが、蚊がいなくなるスプレーを直接猫にかけるということはしないでください。
万が一、多量にかかってしまった場合は、すぐに浴室などで洗い流してください。