蚊がいなくなるスプレーは部屋にプッシュするだけで、有効成分が噴射され
少しの時間で部屋全体に行き渡り、壁や天井に成分が付着します。
付着したところに蚊がとまると蚊を駆除できるという仕組みになっていますが、
ペットがいても問題はないのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーとペットについて紹介致します。

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蚊がいなくなるスプレーはペットに影響あるの?

猫

蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分は蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺してやがて死に至ります。

ペットがいる場合、蚊がいなくなるスプレーは何か影響があるかについてですが、
ペットとして飼っている成分によります。

まず、猫や犬、うさぎ、ハムスター、インコなどの温血動物は
ピレスロイド系の成分を分解する酵素を持ち合わせていますので、
体内に入ったとしても分解無毒化されて排出されるため、問題ありません。

ですが、蚊がいなくなるスプレーを直接ペットにはかけないでください。

次に、カブトムシやイグアナ、カメレオン、亀、熱帯魚などをペットにしている場合ですが、
虫、は虫類、両生類、魚類は分解する酵素を持ち合わせていないため、
虫同様に体内に入ると神経が麻痺していまい最悪の場合死に至ります。
軽い場合は嫌がる程度で済みます。

ですので、上記のような変温動物をペットとしている場合は、
蚊がいなくなるスプレーを使用しないでください。

犬や猫などが床などについた成分を舐めた場合は?

蚊がいなくなるスプレーは壁や天井、床などに成分が付着しやすいように作られています。
ですので、使用したらあらゆる所に成分が付着しますので、床にも当然成分は付着します。

成分が付着した床などを犬や猫が舐めてしまった場合どうなるかについてですが、
基本的に問題ありません。
上記にも書きましたが、体内に入ったとしても分解無毒化されて排出されますので、
何の心配もいりません。

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変温動物をペットとして飼っている場合

イグアナ、カメレオン、カブトムシ、クワガタ、亀、蛙、熱帯魚や金魚、エビなどの
変温動物をペットとして飼っている場合、蚊がいなくなるスプレーは使えるのかどうかについてですが、
蚊がいなくなるスプレーの持続時間は12時間から24時間と長く、
一度壁などに付着した成分はずっとそこにとどまっているわけではなく、
再び再浮遊を始めるとKINCHOに電話して聞いたところそのように言っていました。

ですので、蚊がいなくなるスプレーを使用する瞬間はもちろんのこと、
30分程度経って落ち着いた頃に部屋に変温動物であるペットを戻すことも
やめた方が良いでしょう。

つまり、変温動物をペットとして飼っている場合は、蚊がいなくなるスプレーは使えないということになります。

では、どのようにして蚊対策を行なえば良いかというと、
ピレスロイド系の成分が使われていないグッズで蚊対策を行なう必要があります。

そこで、おすすめなのが、
UVライトで蚊を誘引して熱や匂いで蚊を駆除する商品があります。

 

これだと、何かを出して蚊を駆除するというものではありませんので、
変温動物をペットとして飼育していたとしても問題なく使用することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分のため、
犬や猫などの温血動物に対しては、無害のものとなりますので、
特に気にせず使用することができます。

反面、カブトムシなどの昆虫やは虫類、両生類、魚類などの変温動物にとっては
有毒な成分となりますので、蚊がいなくなるスプレーを使用することはやめてください。

なお、ハムスターや子犬、子猫、インコであったとしてもピレスロイド系の成分はちゃんと分解されて排出されますので、
何の問題もありません。

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