KINCHOから出ている蚊がいなくなるスプレーとゴキブリムエンダーは併用しても良いのでしょうか?
併用するとどんな影響があるのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーとゴキブリムエンダーの併用について紹介致します。

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蚊がいなくなるスプレーとゴキブリムエンダーは併用してもいいの?

ゴキブリムエンダー

蚊がいなくなるスプレーもゴキブリムエンダーも主成分はピレスロイド系の成分になります。
もっと詳しく見てみると、蚊がいなくなるスプレーはトランスフルトリンというピレスロイド系の成分で、
これは空気中での拡散性が高く、即効性が低くなる代わりに蚊が粒子に触れやすく、嫌がって遠ざかろうとするので予防効果が高くなるという成分です。
参照:ImpressWatch

一方ゴキブリムエンダーの成分は、フェノトリン、メトフルトリンという成分になります。
この成分のうち、フェノトリンはとくに残効性、速効性がある成分で
もう一つの成分である、メトフルトリンは揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。とされています。
参照:KINCHO

つまり、ゴキブリムエンダーの方が殺虫効果があるということになります。
一方蚊がいなくなるスプレーは、壁や天井などに成分が付着しやすいように作られており、
蚊に対して絶対的な効果を発揮してくれます。

お互いに殺虫する虫が違い、双方がそれぞれに有効に働くというわけです。

この殺虫剤たちは併用してもいいのかというと、併用しても構いません。
ゴキブリムエンダーの持続効果は30分程度で、成分が残るのは1週間程度で
時間が経つにつれ成分は薄れていきます。

一方、蚊がいなくなるスプレーは12時間効果が持続するものと
24時間効果が持続するものがあります。

効果としては、ゴキブリムエンダーはゴキブリ対策として、
蚊がいなくなるスプレーは蚊対策として効果を発揮しますので、
役割が異なります。

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併用することで何か影響はあるの?

併用することで何か影響があるのではと思う方もおられるかと思いますが、
両方ともピレスロイド系の成分からなり、
この成分は人間をはじめ犬や猫などの温血動物は
この成分を分解する酵素を持っており、体内に入ったとしても
すぐに分解無毒化されて排出されますので、併用したとしても何か影響があるということはありません。

ただし、使用後部屋に居続けた場合、人間の場合たまにこの成分に敏感な人がいて
舌がピリピリしたり、喉がイガイガしたりといった症状が出ることがあります。
といっても、この症状は一時的なもので時間が経てば治まりますので、心配はいりません。

とはいえ、敏感な方の場合は、使用後すぐに部屋の外に出て30分程度してから部屋に戻ることをお勧めします。
30分程度経てば、空気中を飛散していた成分も壁や天井、床などに付着して落ち着きますので、
敏感な方が感じる症状も出ることはないでしょう。

次に、カメレオンや亀、魚などの変温動物についてですが、
これらには、ピレスロイド系の成分は猛毒となりますので、
昆虫をはじめ変温動物を飼っている家庭では使用しないようにしましょう。

は虫類なども虫と同様、神経系の毒となりますので、
弱ったり、最悪の場合死に至る可能性があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーもゴキブリムエンダーも主成分は同じピレスロイド系の成分ですが、
詳細な成分としては異なり、効果も異なりますので
併用することにより蚊対策にもなりますし、ゴキブリの駆除もできます。
人間や犬猫などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っていますので、
併用したとしても特に問題はありません。

ですが、は虫類や両生類、魚類などの変温動物に関しては猛毒となりますので、
それらを飼っている家庭での使用は避けてください。

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