夏から秋にかけて蚊対策として蚊がいなくなるスプレーを使用する家庭も多いと思いますが、
蚊がいなくなるスプレーは熱帯魚や金魚に影響するのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーと魚類について紹介致します。
蚊がいなくなるスプレーは熱帯魚や金魚に影響あるの?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で
これは蚊などの虫に対して神経を麻痺させて呼吸できなくし死に至らしめます。
この成分は虫だけではなく、熱帯魚や金魚などの魚類、は虫類、両生類にも有毒で
ヘタすると死ぬ可能性がありますので、
金魚や熱帯魚のいる部屋での使用はさけてください。
蚊がいなくなるスプレーの原理について
蚊がいなくなるスプレーの原理としては、蚊が空中を飛んでいる時間よりも
壁や天井に止まっている時間の方が長いという習性に着目して
成分が壁や天井に付着しやすいように作られています。
成分を噴射(プッシュ)すると最初は空気中を漂うのですが、
時間が経つと壁や天井に成分は付着します。
ですので、付着後は金魚や熱帯魚の入った水槽を蚊がいなくなるスプレーを使用した部屋に
戻しても良さそうなのですが、KINCHOに電話したところ、
一度付着した成分はずっとその場所に付着しているわけではなく、
再び浮遊しだすため、一度蚊がいなくなるスプレーを使用した部屋には
効果が切れるまで(12~24時間)は水槽は使用した部屋には入れない方が良いとのことでした。
もし入れると、死にはしないと思いますが、魚も不快に感じることでしょうし、
ヘタすると弱ったり死ぬ可能性も0%ではないと思います。
蚊がいなくなるスプレーが使えないとなると
水槽のある部屋や玄関などでは蚊がいなくなるスプレーは使えないため、
蚊対策を他に行なう必要があります。
ピレスロイド系の成分を使用した商品が基本的にダメなので、
といってもアースノーマットは水槽があっても使用しても良いそうです。
参照:アース製薬
他の対策としては今流行っているUVライトで蚊を誘引して熱や匂いで駆除するという商品があります。
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これならピレスロイド系の成分は使用していませんので、
金魚や熱帯魚などの入った水槽があっても安心して使用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で
水槽にも影響を及ぼしてしまいますので、水槽のある部屋での使用はできません。
また、効果が持続している間も同じ部屋に置くべきではありません。
ですので、蚊対策は上記で紹介したような商品などを使用して対策を行なうようにすると良いかと思います。