夏から秋にかけて蚊対策として蚊がいなくなるスプレーを使用する家庭も多いと思いますが、
ムカデにも効果はあるのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーとムカデについて紹介致します。
蚊がいなくなるスプレーはムカデに効果はあるの?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で
これは蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺し呼吸が出来なくなり死に至ります。
しかし、蚊の駆除用に作られているため、大きい虫は死に至るまではいかないかもしれません。
蚊がいなくなるスプレーの原理としては、蚊が空中を飛んでいる時間よりも
壁や天井に止まっている時間の方が長いというところに着目して作られているため、
蚊がいなくなるスプレーをプッシュすると、ピレスロイド系の成分が噴霧されるのですが、
それが長時間壁や天井などに付着するような仕組みになっており、
成分が付着している壁や天井などに蚊が止まると神経毒が作用して蚊が死ぬという仕組みになっています。
で、ムカデはというと、
amazonの口コミを見てみると、ムカデに効いたという口コミやスズメバチに効いたというような口コミがありました。
ですので、ムカデにも効果はあると思いますが、ムカデが現れてから噴霧しないと駆除出来ない可能性はあります。
壁や天井などに成分が付着した後にムカデがその場所を通ると死に至らない可能性はあります。
ただ、弱らせる程度に効果はあると予想します。
直接ムカデに噴霧するとムカデは死にます。
蚊がいなくなるスプレーのメリットは?
蚊がいなくなるスプレーは直接虫に吹きかけることもできますが、
噴霧した後成分が長時間壁や天井などに付着しているところにメリットがあります。
キンチョールのようなムカデが出てきてから吹きかけるのではなく、
事前にピレスロイド系を部屋中に張り巡らせることが出来るため、
そこを通るムカデは嫌がるか弱らせたりできるため、
弱っているのであれば、あとはキンチョールのようなスプレーを吹きかけて駆除することができます。
ムカデはどこから侵入してくるの?
ムカデは玄関の隙間やサッシの隙間などから侵入してきます。
我が家も窓を閉め切っているのに、ムカデに侵入されたことがあります。
家には様々な隙間があるので、そういったところから侵入してきます。
よく侵入する家庭は窓を開けて網戸にしているような場合だと
隙間は大きくなりますから、ムカデも侵入しやすいかと思います。
そもそもムカデを侵入させないためには?
ムカデを侵入させないためには隙間を塞いだり、隙間付近に虫除け剤などを撒いておけば良いのですが、
隙間は様々なところにありますので、効率的ではありません。
ですので、少し値は張りますがムカデを寄ってこなくするピレスロイド系のスプレーや粉末状の薬が
ありますので、そういったものを家の壁の周りに撒いておけば、ムカデの侵入を結構防ぐことができます。
蚊がいなくなるスプレーは人間が吸っても大丈夫?
蚊がいなくなるスプレーの効果に驚く方も多く、人が吸っても大丈夫なのかなと心配される方がいます。
結論からいうと人間が吸っても問題ありません。
人間や犬などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っています。
この酵素は虫やは虫類などにはありませんので、有毒になるのですが、
酵素を持っている人間などは成分を分解、無毒化しそのまま排出されるため、
人間が吸ったとしても特に問題はないのです。
ですが、成分に敏感な方は喉がビリビリとする感じになる方もおられます。
このビリビリとした感じはしばらくすると落ち着きますので、問題はないのですが
敏感な方は蚊がいなくなるスプレーを使用するときは、噴霧してから部屋を出て30分後くらいに
部屋に戻ると良いそうです。KINCHOに電話で聞きました。
また、極稀にピレスロイド系の成分にアレルギー反応を示す人がいるようです。
そういう場合は、ピレスロイドは使用せず、すでに使用したのなら効果が切れるまでその部屋には入らないようにしましょう。
アレルギー反応が軽い場合はそのまま様子を見ておくと良いと思いますが、
重篤な場合は、速やかにかかりつけの医師に診てもらってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーはムカデが出てから噴霧すると駆除できますが、
壁や天井に成分が付着した状態の場合は、駆除までには至らない可能性があります。
しかし、弱らせたり少なくともムカデにとっては有害な成分ですので嫌がったりすると思います。
弱っているところを見かけたら速やかにキンチョールなどのスプレーで駆除すると良いでしょう。
そもそもムカデを家に入れたくないという場合は、家の周りに撒くタイプの駆除忌避剤がありますので、
そういったもので対策すると良いかと思います。