夏から秋にかけて蚊対策として蚊がいなくなるスプレーを使用する家庭も多いと思いますが、
ゲジゲジにも効果はあるのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーとゲジゲジについて紹介致します。
蚊がいなくなるスプレーはゲジゲジに効果はあるの?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分は蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺し呼吸ができなくなり死に至ります。
ゲジゲジも虫なので蚊がいなくなるスプレーは効果はあるでしょう。
ちょっと使い方は違いますが、ゲジゲジが現れてから噴射する、あるいは直接吹きかけると
ゲジゲジを駆除することができます。
蚊がいなくなるスプレーの原理としては、
プッシュするとピレスロイド系の成分が噴射され
時間が経つと壁や天井などに長時間付着します。
蚊は空中を飛んでいる時間よりも壁や天井に止まっている時間の方が長いため、
そこに着目して作られたのが蚊がいなくなるスプレーです。
では、壁や天井に成分が付着した後にゲジゲジに効果があるかどうかについてですが、
ゲジゲジにとってピレスロイド系の成分は有毒ですので、弱らせることが出来るかと思います。
ゲジゲジによっては駆除できるかもしれません。
ですので、蚊がいなくなるスプレーはゲジゲジに効果があると言って良いでしょう。
蚊がいなくなるスプレーのメリットは?
直接虫に噴射させることでも虫を駆除できるのですが、
メリットはそこではなく壁や天井などに成分が付着するところにあります。
持続時間は12~24時間ですので、部屋の大きさにもよりますが1プッシュするだけで
部屋中に成分が拡散され、そのまま効果が持続しますので、
隠れているゲジゲジなどに対しても効果を発揮します。
また、これから入ろうとしてくるゲジゲジもおそらく嫌がって入ることを拒む可能性があります。
ゲジゲジはどこから侵入してくるの?
ゲジゲジは玄関の隙間やサッシの隙間などから侵入してくるのですが、
基本的にジメジメしたところを好みますので、お風呂場で目撃したという例もあります。
家には様々な隙間がありますので、そういった隙間から侵入してきます。
ゲジゲジを入れないためにはどうしたらいいの?
ゲジゲジは隙間から入ってきますので、その隙間めがけて蚊がいなくなるスプレーを噴射しておけば、
その隙間からは侵入してこないと思います。
ですが、隙間は様々なところにありますので、隙間を探しきれないことも予想されます。
そういった場合は、家の周りにムカデ駆除忌避剤を撒いておくと、ゲジゲジの侵入をかなり抑えられます。
蚊がいなくなるスプレーは人間が吸っても大丈夫なの?
蚊がいなくなるスプレーの効果に驚く方も多く、人が吸っても大丈夫なのかなと心配される方がいます。
結論からいうと人間が吸っても問題ありません。
人間や犬などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っています。
この酵素は虫やは虫類などにはありませんので、有毒になるのですが、
酵素を持っている人間などは成分を分解、無毒化しそのまま排出されるため、
人間が吸ったとしても特に問題はないのです。
ですが、成分に敏感な方は喉がビリビリとする感じになる方もおられます。
このビリビリとした感じはしばらくすると落ち着きますので、問題はないのですが
敏感な方は蚊がいなくなるスプレーを使用するときは、噴霧してから部屋を出て30分後くらいに
部屋に戻ると良いそうです。KINCHOに電話で聞きました。
また、極稀にピレスロイド系の成分にアレルギー反応を示す人がいるようです。
そういう場合は、ピレスロイドは使用せず、すでに使用したのなら効果が切れるまでその部屋には入らないようにしましょう。
アレルギー反応が軽い場合はそのまま様子を見ておくと良いと思いますが、
重篤な場合は、速やかにかかりつけの医師に診てもらってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーは主成分がピレスロイド系の成分で、
濃度も結構濃いため、ゲジゲジであっても効果を発揮するかと思います。
ゲジゲジが現れてから直接吹きかけると確実に駆除できます。
また、部屋中に拡散されますので、隠れているゲジゲジに対しても効果を発揮してくれて、
弱らせたりすることが出来るかと思います。