焼肉はカルビやロース、ホルモンなど様々な部位があり
硬さなども異なりますが、子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供と焼肉について紹介致します。

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焼肉は子供は何歳からいつから食べても良いの?

焼肉

焼肉はどの部位であっても良く噛まないといけません。
前歯だけでなく奥歯でも噛む必要があります。

奥歯が生えそろうのは2歳6ヶ月~3歳で生えてきます。
この頃になると乳歯は上下合わせて20本生えそろいますので、
この時期からなら焼肉を与えることができます。

ですので、大事を取るのであれば3歳あたりから与えるようにしましょう。

1歳の子供に与えるとどうなるの?

1歳の子供は前歯上下合わせて4本程度しか生えていないため
うまく噛むことが出来ません。

ですので、そのままの大きさで与えてしまうと
噛まずに飲み込んでしまう可能性があり、喉に詰める危険性があります。

もし与えるとしたら極刻みくらいに刻んで与えると
喉に詰める心配はなくなりますので、刻めば与えることはできます。

注意する部位はある?

注意する部位としてはホルモンと呼ばれる部位になります。
ホルモンは部位によっては噛んでも噛んでも噛みきれないものがあります。

飲み込むタイミングがよくわかりませんし、
噛まずに飲み込むと喉に詰める恐れがあるため、
小さい子には与えない方が良いでしょう。

次に、焼き肉屋に行くと馬肉の桜ユッケがありますが、
生ですので食中毒のことを考えるとこちらも与えない方が良いでしょう。

その他の部位、例えばカルビ、ロース、はらみ、タン、レバーなどについては
与えても問題ないでしょう。

どれくらいの量食べても良いの?

2歳の子供の1食のカロリーは300kcal程度で、
3~5歳になると1食400kcal程度になります。

ご飯で150kcal程度摂取すると焼肉は2歳の子で150kcal分、
3~5歳の子で250kcal分は摂取できる計算になります。
たまに食べる焼肉でしたらここまで厳密にカロリーの計算はしなくても良いのですが、

目安としてはカルビ1人前あたり203kcal程度になりますので、
2歳の子はカルビだけで言うと1人前、3歳の子は1.5人前程度は食べることができます。

焼肉は他の部位も食べるでしょうから目安は目安として
基本的にはお腹いっぱいか腹八分目あたりまで食べても問題ありません。

ただし、焼肉ばかりを食べ過ぎると消化不良を起こして下痢になることもありますので、
食べ過ぎには注意してください。

注意点はあるの?

焼肉は良く噛まないといけません。
ですので、食べる時にはゆっくりと一口ずつしっかりと噛んで食べるように促してください。
ゆっくりと一口ずつ噛むなど大人の言うことを理解できるようになるまではそのままの大きさで与えないようにしてください。

また、赤身の部分が残っていると食中毒の原因になりますので、
しっかりと焼いて食べるようにしましょう。

もし2歳の子供に食べさせるのでしたら、赤身部分が残らないくらいに焼いて与えるようにしましょう。

3歳になると内臓は大人と同じくらいになりますので、多少赤身が残っていても
あまり問題にはならないのですが、食中毒のことを考えるとしっかり焼いた方が良いです。

アレルギーに注意して

焼肉自体のアレルゲンとしては、牛肉が主でお店に食べに言ったりすると
豚肉や鶏肉が出たりすることがあります。

焼肉はタレを付けて食べると思いますが、
タレには様々なアレルゲンが含まれています。

例えばエバラ焼肉のタレでいうと
小麦、ごま、大豆、もも、りんごが含まれています。

商品やお店のタレによってはナッツ類なども含まれていることがあります。
ですので、初めて与える成分が含まれている場合は
少量与えて10分様子を見てください。

変化がなければさらに少量与えて10分様子を見ます。
変化がなければいつものペースで食事をして
2時間程度様子を見てください。

変化がなければその日は大丈夫でしょう。
これを週に3回ほど繰り返せば、初めて与える成分のアレルギーはほぼないと思っていただいて構いません。
参照:Mass General for Children

お店のタレの場合は、何が含まれているのかわかりませんので、
アレルギー表があればアレルギー表を見ていただいて、
なければお店の方に聞いてください。

まとめ

焼肉はよく噛んで食べないといけないため
歯が生えそろう2歳6ヶ月から3歳あたりから与えても良いです。

与える際はゆっくりと一口ずつしっかりと噛んで食べるように促してください。

もし1歳の子供に与えるのでしたら噛まなくても食べられる大きさに刻んで
与えると喉詰めの心配がなくなりますので、与えることは可能です。

3歳でも与えない方が良いものとしては、
生の部分が残っている肉や桜ユッケは食中毒になる恐れがありますので、
生肉は与えない、焼く時はしっかりと焼いてから与えるようにしましょう。

ホルモンの部位については噛みきれない部位については
喉に詰める恐れがありますので、3歳であっても与えない方が無難です。

焼肉のタレには様々な成分が含まれていますので、
アレルギー表がある場合は、アレルギー成分が入っていないかどうか確認し、
初めて与える成分が入っている場合は様子を見ながら与えるようにしましょう。

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