キャラメルコーンは1971年に発売されたロングセラーのお菓子ですが、
子供はいつから何歳から食べても良いのでしょうか?
こちらではキャラメルコーンと子供について紹介致します。

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キャラメルコーンは子供は何歳からいつから食べても良いの?

キャラメルコーン

キャラメルコーンの原材料を見てみると、

コーングリッツ(国内製造)、砂糖、植物油脂、 落花生、マーガリン、麦芽糖、食塩、カラメルソース、キャラメルペースト/ソルビトール、 カラメル色素、香料、調味料(アミノ酸等)、 カロチノイド色素、(一部に乳成分・落花生・ アーモンド・大豆を含む)

引用:東ハト

となっており、気になる原材料としては砂糖と食塩になります。

では、砂糖は何歳から摂取しても良いのか見てみると、
米国心臓協会ではこのように提言しています。

「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。

引用:ダイヤモンドオンライン

と提言しています。
米国心臓協会の提言を守るとすれば、
2歳からということになりますが、キャラメルコーンは噛まないと食べることが出来ないため
歯が生えそろいしっかり噛めるようになる3歳あたりから与えると良いと考えます。

次に、食塩ですが1袋(70g)あたり0.4g含まれています。
ただおやつとして1袋も与えると多いため、1回に摂取する塩分はもっと少なくなりますので、
食塩量のことは気にする必要はありません。

次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用:mamasta

虫歯の観点から見てもキャラメルコーンは3歳あたりから食べさせるのが良いでしょう。

ただし、ピーナツは喉詰めの可能性がありますので、
与えるとしたら6歳以上からの方が無難
ですので、
3歳からキャラメルコーンを与えるのであれば、ピーナツはよけて食べさせるようにした方が良いです。

どのくらいの量与えても良いの?

2~3歳児のおやつとして摂取しても良いカロリーを見てみると、
2歳児で150kcal程度、3歳以降で200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所

キャラメルコーン1袋(70g)のカロリーを見てみると、392kcalとなっています。

キャラメルコーンだけをおやつとするなら
1袋の半分である35gを与えるとおよそ200kcalとなるため、
カロリー的にはちょうど良いカロリーになります。

ですが、ジュースを一緒に飲む場合ジュースのカロリーも入れないといけません。
ジュースは種類にもよりますが、100mlあたりおよそ40~50kcalとなっていますので、
100mlのジュースとキャラメルコーン1/3袋程度でちょうど良い量になります。

食べすぎるとどうなるの?

おやつを食べ過ぎると1回程度なら夜ご飯の食べる量が減る可能性があるくらいで、
特に影響が出るということはありませんが、
日常的におやつを食べ過ぎているとカロリー過多になる可能性があり、
そうなると、肥満のリスクが増大します。

また、おやつを食べ過ぎた影響で普段の食事が入らなくなり
栄養の偏りが出る可能性があります。

ピーナツには気をつけて

ピーナツは喉に詰まらせて窒息する可能性があります。
消費者庁を見てみると、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより、
14歳以下の子供が80名死亡しており、そのうち5歳以下が73名で9割を占めていたとあります。

特にかみ砕くちからや飲み込む力が十分ではない子供が豆やナッツ類を食べると、
窒息してしまったり、肺炎を起こすリスクがあるとのことです。
参照:消費者庁

ですので、ピーナツを与えるのは6歳以上になってからの方が望ましいということになります。
消費者庁でも5歳以下の子供に硬い豆やナッツ類は食べさせないように提言しています。

食べさせる時の注意点

食べさせる時は、ピーナッツを除いて食べさせるようにしましょう。

また、ピーナッツを除いたとしても誤嚥する可能性がありますので、
食べさせる時は必ず保護者の方が食べ終わるまで見守ってください。

アレルギーには気をつけて

キャラメルコーンにはピーナツが含まれていますので、
ピーナツを食べさせるのが初めてというお子さんも多いかと思います。

ピーナツでアレルギーを起こすと重症化しやすいことから特に注意しなければいけません。

ピーナツ自体を食べなくても中に入っていますので、ピーナツにアレルギーがある場合は、
アレルギー症状が出る可能性がありますので、
ピーナツが初めてである場合は、キャラメルコーンも少量与えてみて
様子を見ながら食べさせるようにしましょう。

アンパンマンキャラメルコーンなら安心?

アンパンマンキャラメルコーンという幼児向けのキャラメルコーンが販売されており、
通常のキャラメルコーンとの違いは、ピーナツが入っていない
小粒サイズ、カルシウム入り、ノンフライという違いがあります。

原材料に砂糖が含まれていることと、
噛まないといけないことを考えると、こちらも3歳以上から与えた方が無難となりますが、
ピーナツが入っていないため通常のキャラメルコーンよりも安全であるということが言えます。

ピーナツが心配な場合は、アンパンマンキャラメルコーンを与えると安心かと思います。

保管場所にも注意が必要

保管場所にも注意が必要です。
子供の手の届くところに置いておくと、知らない間に勝手に子供が食べてしまう可能性があります。

そうなると、万が一喉に詰まらせたりしたときに気づくことが出来ないなんてことにもなりかねません。

ですので、保管場所としては子供の手の届かない場所でかつわからない場所に保管するようにしましょう。

食べた後は虫歯予防をしよう

キャラメルコーンは食べると歯の隙間に挟まったり、
歯にくっついたりします。
食べた後何もしなければ、炭水化物などを栄養として虫歯菌が繁殖して
虫歯になるリスクが高まります。

ですので、食べた後は歯磨きをするようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。

まとめ

キャラメルコーンには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会の提言を守るのなら、2歳以上からとなりますが、
こちらのサイトでは虫歯のリスクがあるのと、
歯が生えそろう年齢である3歳以上から食べさせることを推奨します。

通常のキャラメルコーンにはピーナツが入っていますので、
ピーナツは喉詰めの原因になりますので、5歳以下の子供には与えないようにしましょう。

キャラメルコーンにはアンパンマンキャラメルコーンというピーナツの入っていないものも
ありますので、こちらを食べさせると喉詰めのリスクは低減します。

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