Yakultから出ているミルミルですが、砂糖の量はどれくらい含まれているのでしょうか?
また、その量は他の飲料と比べて多いのでしょうか?
こちらではミルミルの砂糖の量について紹介致します。

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ミルミルの砂糖の量はどれくらい?

ミルミル
ミルミルには100mlあたり砂糖が15g含まれています。
ミルミルSについては100mlあたり砂糖が10.6g含まれています。

1本あたり100ml含まれていますので、1本飲むと上記で書いた量の糖類を摂取することになります。

他の飲料と比較するために500mlで換算すると
ミルミルは75g
ミルミルSは53g
となります。

他と比べてどうなの?

ヤクルト1000(100ml)14.1g
ジョア(125ml)13.8g
ピルクルミラクルケア(65ml)5.8g
コカコーラ(500ml)56.5g
カルピスウォーター(500ml)55.5g
ファンタグレープ(500ml)57.5g
ポカリスエット(500ml)31g
アクエリアス(500ml)23.5g
CCレモン(500ml)56.5g

このようになっています。
これから見ると、乳酸菌飲料や飲むヨーグルトと比較するとミルミルに含まれる糖類の量は
やや多い感じになります。

他の清涼飲料と比べると圧倒的に多いですね。
ただ、ミルミルは500mlも一気に飲むことはなく1日1本が目安なので、
そう考えると清涼飲料をがばがば飲むのと比べると糖類摂取量は比較的少なくて済みます。

1日に糖類はどれくらい摂取してもいいの?

世界保健機関(WHO)を見ると、

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する

引用:食品安全委員会

推奨量がエネルギー総摂取量の10%未満ということなので、
グラムに表すと50g未満になります。
なお、遊離糖類というのは、果糖やブドウ糖などの単糖類をはじめ、果汁や蜂蜜などのことを指します。

なお、日本人の砂糖の平均摂取量は69gとされています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC

子供に関しては大人のエネルギー総摂取量の半分と計算すると、1日当たりの遊離糖類摂取量は25g程度になります。

大人の場合ミルミルを1本飲んだからと言って特に問題にはなりませんが、
子供の場合ミルミルを1本飲むだけで15gもの糖類を摂取することになり、
さらにおやつも食べるでしょうから、合わせるとWHOの推奨する量を超えてくる可能性が高くなります。

おやつに含まれる糖類の量を一部ですが見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

となります。
日常的にプリン1つ食べるというのは普通にあることですので、
ミルミルを飲んでプリンを食べると、31gもの糖類を摂取することになります。

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糖類を摂取しすぎるとどうなるの?

糖類をたまに摂取しすぎたとしても特に問題にはならないのですが、
日常的に摂取しすぎている場合、
肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクを増大させます。

特に、最初に現れる症状としては体重の増加でしょう。

子供はミルミルを1日1本飲んでもいいのか?

特に小さな子供ですが、1日にミルミルを1本飲む生活を送ると、
おやつを食べることも考えると糖類の摂り過ぎになってしまいます。

ですので、1日1本飲むのであれば、おやつを糖類の少ない物に変えるか、
おやつはそのままにして、ミルミルを1日1本ではなく3日に1本など間隔をあけて与えるようにすると、
日常的な糖類過剰摂取は避けられます。

まとめ

ミルミル1本(100ml)あたりに糖類は15g含まれており、
ミルミルSには1本あたり10.6gの糖類が含まれています。

他の乳酸菌飲料などと比べるとこの量はやや糖類が多いかなという感じです。
清涼飲料と比べると、糖類はかなり多いことになります。

ただし、ミルミルは1日に500mlも飲まないため、
清涼飲料のようにペットボトル1本飲むことはないので、
糖類はそこまで摂取はしないでしょう。

とはいえ、大人なら問題ない量でも子供の場合は
糖類が多く含まれていることには違いありませんので、
子供に毎日ミルミルを与えると、おやつのことも考えると
糖類の摂りすぎになる可能性が高いため、
子供に毎日ミルミルを与えるのは控えた方が良いと考えます。

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