2022年5月16日より販売されるリアルゴールドXYですが、
通常のリアルゴールドと比べてカフェインが入っていたりとエナジードリンクになっています。
このリアルゴールドXYは子供は飲んでも良いのでしょうか?
また、飲める年齢になったらどのくらいの量飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは、子供とリアルゴールドXYについて紹介致します。

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子供はリアルゴールドXYを何歳からいつから飲んでもいいの?

リアルゴールドXY

まず、リアルゴールドXとYの違いを簡単に説明すると、
成分に若干の違いがあります。
そして、リアルゴールドXには250ml缶、350ml缶、500ml缶があるのにたし、
Yには500ml缶しかありません。

ともに100mlあたりにカフェインが30mg含まれています。
500ml飲むと150mgのカフェインを摂取することになります。
参照:prtimes

では、子供は1日にどれくらいのカフェインを摂取してもいいのか見ていくと、
カナダ保健省(HC)では、
4~6歳は最大45mg/日
7~9歳は最大62.5mg/日
10~12歳は最大85mg/日
13歳以上については1日のカフェイン量を2.5mg/kg体重以上摂取しないこと

としています。
参照:厚生労働省

これに従えば、XYの500ml缶は12歳までは飲めないことになります。
リアルゴールドXのショート缶の場合だと、
250ml缶の場合カフェインは75mg含まれていますので、
10~12歳の子供は飲めるということになります。

13歳以降についてはカフェイン摂取量を2.5mg/kg体重以上摂取しないとなっていますので、
平均体重を見ていきます。

ここで平均体重を見ていきます。
男子
12歳:44.2kg
13歳:49.2kg
14歳:54.1kg

女子
12歳:43.8㎏
13歳:47.3㎏
14歳:50.1㎏

参照:Hanako ママ web

14歳の男子平均体重は54.1kgなので、これに2.5mgをかけた数字がカフェイン摂取許容量になりますので、計算すると
135.25mgまでのカフェインが摂取できるということになります。

となると、zone500ml缶は1本飲めません。
当然女子も飲めないことになります。

次に高校生の平均体重を見てみると、
男子
15歳(高校1年):58.8kg
16歳(高校2年):60.7kg
17歳(高校3年):62.5kg

女子
15歳(高校1年):51.7kg
16歳(高校2年):52.7kg
17歳(高校3年):53.0kg

参照:Hanako ママ web

男子高校生の平均体重は60.7kgなので、これに2.5mgをかけると
151.75mgまでカフェインを摂取できることになります。

女子については高校3年であっても平均体重から見ると飲めないことになります。

男子高校2年生の場合、体重が60kgを越えているのであれば、飲めるという計算になるのですが、
500ml缶1本飲むとカフェイン摂取許容量ギリギリまで摂取していまうことになります。

カフェインはリアルゴールドXYからだけでなく、コーヒーをはじめ緑茶、ほうじ茶、烏龍茶、抹茶、紅茶、コーラ、栄養ドリンク、ココア、チョコレートなどにも含まれています。
ですので、リアルゴールドXYを飲んだ日は他からのカフェイン摂取を一切行なわないようにしなければなりません。

また、一気飲みというのも健康に悪いため、例えば半分飲んだら8時間ほど間隔をあけて
再び飲むというように工夫した方が良いでしょう。

では、女子は何歳から飲めるかというと、
大学の平均体重を見ても、60kgまでいかないため、
女性の場合は成人になってからつまり20歳になってから飲めるということになります。

カナダ保健省(HC)では健康な成人は1日のカフェイン摂取量を最大400mgと定めています。
参照:厚生労働省

とありますので、女性は20歳から飲めるということになるのです。
※リアルゴールドXYは子供でも購入することができますので、
カフェイン摂取許容量が満たない子供は注意が必要です。

と、ここまではカナダ保健省の提言をもとに飲めるか飲めないかを割り出しましたが、
元東京福祉大教授の栗原久氏によると、

「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」と指摘する。

「特に知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与える」と栗原さん。3歳までは摂取を控えるべきだという。4~6歳は1日25ミリグラム以下、7~12歳の学童期は50ミリグラム以下にするよう勧めている。

急速に普及したカフェイン入り清涼飲料水「エナジードリンク」は、缶や瓶1本にコーヒー2杯分のカフェインを添加したものも。栗原さんは「受験勉強のため眠気を覚まそうと飲む子がいる。前頭前野の発達は20歳ごろまで続くので、避けてほしい」と訴える。

引用:東京すくすく

と言っています。
脳の前頭前野は20歳頃まで発達すると言っており、
エナジードリンクを飲むことによって脳の発育に影響する可能性があると述べているため、
栗原久氏の提言に従えば、男性であろうと女性であろうと
リアルゴールドXYの500ml缶は20歳頃までは飲むことが出来ません。

では、ショート缶を見ていくと、250ml缶の場合カフェインは75mg入っているため、
栗原氏の提言に従うと12歳までは飲めないことになります。
13歳以降は特に何も言ってませんので、カナダ保健省の提言に合わせて考えていくと、

13歳からはリアルゴールドXの250ml缶、そして350ml缶は飲めると言う計算になります。
※体重50kg以上あれば250ml缶は飲めるかと思います。

ですが、500ml缶に至っては、カフェイン量が多いため20歳ごろまで摂取は控えた方が良いでしょう。

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どれくらいの量飲んでもいいの?

子供でカフェイン摂取量が提言を越えなければ、500ml缶以外なら
1日1本飲んでも良いかと思います。

ですが、極力カフェイン摂取量は減らした方が良いため、
飲むとしてもリアルゴールドXの250ml缶にしておきましょう。

成人になると、世界保健機関(WHO)では1日のカフェイン摂取量を最大400mgまでと定めていますので、
これに照らし合わせると、リアルゴールドXYの500ml缶なら2本飲めると言う計算になります。

ですが、リアルゴールドXYは500ml缶で糖類が65gも含まれていますので、
1本でも過剰摂取になる可能性があるのに2本も飲んでしまうと、砂糖の過剰摂取になります。

たまに過剰摂取になる分には特に問題はないのですが、
日常的に過剰摂取になっていると、肥満の原因などに繋がりますので、
500ml缶の場合、たまに1本飲む程度でとどめておきましょう。
というのも、おやつも食べることを想定しているからです。

ですので、たまに飲む分には500ml缶1本。
毎日飲みたいのであれば、リアルゴールドXの250ml缶あるいは350ml缶1本にとどめておいた方が良いでしょう。

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カフェインの摂りすぎはどうなるの?

カフェインを摂取しすぎると一般的に言われているのは、
心拍数増加、高血圧、不整脈、ふるえ、神経過敏、不眠症、パニック発作などにつながるおそれがある
と言われています。
参照:BBC

健康な成人であっても、一気飲みをすると上記のような症状が出る恐れがあるため、
一気飲みだけは避けてください。

また、こんな事例もあります。
米南部での出来事なのですが、健康な16歳男子が
2時間の間にマクドナルドのラテとマウンテン・デューの大、さらにエナジードリンクを立て続けに飲んで
カフェインが原因の心臓の以上によって不整脈が生じ死亡したというのです。
参照:BBC

このエナジードリンクがどの種類のものかはわかりませんが、
一気飲みした結果、不整脈を起こし死亡しています。

くれぐれも一気飲みだけは避けてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
リアルゴールドXYの500ml缶の場合だと、カフェイン含有量が日本で販売しているエナジードリンクのトップクラスに入ります。
カナダ保健省の提言に従うのか栗原久氏の提言に従うのかによって変わってきますが、
500ml缶に関しては成人になるまでは控えた方が良いと考えます。

ショート缶ですと、コーヒー1杯程度のカフェイン量ですので、1日1本飲んでも問題ないと考えます。
とはいえ、中学生の間はどのサイズであっても控えて、飲むなら高校に入ってから飲んだ方が良いと考えます。

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