ベビースターラーメンは1959年に登場したロングセラー商品ですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供とベビースターラーメンについて紹介致します。

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ベビースターラーメンは子供は何歳からいつから食べても良いの?

ベビースターラーメン

ベビースターラーメンの原材料を見てみると、

小麦粉、植物油脂、しょうゆ、砂糖、食塩、チキンエキス、たんぱく加水分解物、ミート調味エキス、ミート調味パウダー、酵母エキスパウダー、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に豚肉、ゼラチンを含む)

引用:駄菓子辞典

となっており、気になる成分としては砂糖と食塩になります。

砂糖は小さい頃から食べさせると甘いものの癖になる可能性があり、
癖になると将来の肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが増大するのですが、
ベビースターラーメンは甘いお菓子ではありませんので、
そのあたりは問題ないかと思います。

では、食塩についてですが、
1袋21gあたり0.58gとなっております。

1~2歳の子供の1日の塩分摂取上限は男の子で3.0g未満、
女の子で3.5g未満となっています。

3~5歳になると男の子は4.0g未満、女の子は4.5g未満となっています。

1~2歳の子供の塩分摂取量を1食で計算すると
男の子は1g未満、女の子は1.16g未満となります。

ここにベビースターラーメンを与えると、
例えば1袋与えると塩分の摂り過ぎになる可能性が出てきます。

少量程度であれば、味の濃いものに慣れてきた1歳のパクパク期が始まってからなら
与えても構いませんが、噛む力が発達していないため、
与えるとしても2~3歳あたりからの方が良いでしょう。

どれくらいの量食べても良いの?

2歳の子供の場合、1食の塩分量が男の子1g未満、女の子1.16g未満なので、
与えるとしたらベビースターラーメンミニを1/3袋程度であれば
塩分の摂りすぎには当たらないと考えます。

3歳以降になると1/2袋程度与えても良いでしょう。

なお、おやつのカロリーについては、
1~2歳の子供は150kcal程度。
3歳以降の子供は200kcal程度となっており、
ベビースターミニ1袋のカロリーは105kcalとなっていますので、
ベビースターラーメンを1/3袋や1/2袋与えるだけでは
カロリー的にはおやつが少々少ないため、何か別の塩分が抑えられた
おやつを与えると良いでしょう。

なお、ジュースも一緒に与えると言う場合は、
ジュースのカロリーも計算に入れないといけなく
ジュースは100mlあたり40~50kcalとなっておりますので、
与えすぎには注意してください。

ベビースターラーメンを食べ過ぎるとどうなるの?

1日2日程度食べ過ぎたからといって特に問題にはなりませんが、
日常的に食べ過ぎていると塩分の過剰摂取が続くことになり、
将来の高血圧症やむくみなどの原因になります。

また、心臓にも負担をかけてしまいますので、
日常的に塩分の多いものを与えるのは控えてください。

与える時の注意点は?

特に子供が小さければ小さいほど注意しなければいけないのですが、
一気に口の中に入れてしまうと喉詰めや肺炎になるリスクが高まります。

ですので、ゆっくりと一口ずつしっかりと噛んで食べるように促してください。

万が一喉に詰めたらいけませんので、
食べ終わるまで保護者の方が見守りを行なってください。

アレルギーに注意して

ベビースターラーメン(チキン味)のアレルゲンを見てみると、
小麦、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチン
となっております。

ベビースターラーメンは様々な種類があり
原材料も異なりますので、食物アレルギーをお持ちの場合は、
食べる前にアレルギー表を確認してください。

食べ終わったら虫歯予防をしよう

ベビースターラーメンは炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりぶどう糖へ分解されます。

ぶどう糖は虫歯菌の餌になり、放置していると
菌が増殖して虫歯の原因になってしまいます。

ですので、食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しければせめてうがいだけでも行ないましょう。

まとめ

ベビースターラーメンは砂糖が含まれていますが、
甘いお菓子ではありません。

注意すべきは塩分量になりますので、
小さい子ほど与える量は少量にしなければいけません。

与える時期としては一応パクパク期が始まって濃い味に慣れてきた頃から
与えても構わないのですが、噛む力がまだ弱いということと
塩分摂取上限が少ないことから1歳で与えるのは早いと考えます。

与えるとしたら2~3歳あたりから与えた方が無難でしょう。

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