ドデカミンは清涼飲料水として普通に購入することができます。
ドデカミンにはカフェインが含まれていますが、
幼児や小学生、中学生などの子供が飲んでも大丈夫なのでしょうか?
こちらでは子供がドデカミンを飲んでもいいのかについて紹介致します。

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ドデカミンは子供が飲んでも大丈夫?

ドデカミン

ドデカミンには3種類あります。
まず通常のドデカミン(500ml)とコンビニ限定販売の
ドデカミンBIG(600ml)とドデカミンストロングです。

まず通常のドデカミンのカフェインを見ていきましょう。
公式によると100ml中10mg未満のカフェインが含まれています。
ですので、例えば10mg未満というのが9mgだとした場合、
500mlで45mgのカフェインが含まれていることになります。
600mlでは54mgのカフェインが含まれていることになります。

ドデカミンストロングは公式では100ml中に約20mg含まれているとあります。
ドデカミンストロングは300ml入りなので、1本飲むと60mgのカフェインを摂取することになります。

ここで、子供が1日にどれくらいのカフェインを摂取しても良いのか見ていきましょう。
まず東京すくすくの記事によると、3歳まではカフェインを控えるように言っています。
これは脳の発育に影響するからとのことです。
参照:東京すくすく

カナダ保健省(HC)によるとカフェインの摂取量は

  • 4~6歳の子供は最大45mg/日
  • 7~9歳の子供は最大62.5mg/日
  • 10~12歳の子供は最大85mg/日
  • 13歳以上の青少年は1日当たり2.5mg/kg体重以上のカフェインを摂取しないこと

としています。
参照:厚生労働省

なお13歳で体重が50kgの場合だと、
125mg未満まではカフェインを摂取しても良いということになります。

これに照らし合わせると、3歳以下の子供はドデカミンは飲まない方が良いことになり、
4~6歳の子供は1日に45mgまでしかカフェインを摂取できませんので、
ドデカミンを1本飲むのはカフェインの摂りすぎに当たります。
というのも、カフェインはドデカミンだけではなく
コーヒーをはじめ、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶、コーラ、ココア、チョコレートなど
様々なものに含まれているため、ドデカミンだけで最大値まで摂取してしまうのは、良くないからです。

次に、7~9歳の子供は最大62.5mgまで摂取できるので、
ドデカミン(500ml)を1本飲むのはカフェイン的には問題にはならなさそうです。
しかし、ドデカミンBIG(600ml)を1本飲むとそれだけでカフェインを54mgも摂取してしまうことになるため、
ドデカミンBIGは1本飲まない方が良いでしょう。
当然ドデカミンストロングも1本飲まない方が良いでしょう。

10~12歳については、カフェインを85mgまで摂取して良いということになっているため、
ドデカミンもドデカミンBIGもドデカミンストロングも飲むことができます。
ただし、ドデカミンストロングを飲んだ場合、他からのカフェイン摂取に気をつける必要があるでしょう。

13歳以上の子供は、カフェイン的には特に問題なく飲むことができるでしょう。

砂糖の過剰摂取に注意が必要!

ドデカミンには砂糖がたくさん含まれています。
ドデカミン(500ml)のものには砂糖が21g含まれており、
ドデカミンBIG(600ml)のものには砂糖が28g含まれています。
参照:のみもの屋

ドデカミンストロング(300ml)は書かれていませんでしたが、
BIGの半分の量なので、およそ14g程度の砂糖が含まれていると思われます。

米国心臓協会では子供の1日の砂糖の摂取量は25g以下に抑えるように発表しています。
参照:DIAMOND online

これに照らし合わせると、
ドデカミン(500ml)1本飲むとそれだけで米国心臓協会の指針する量くらいを摂取してしまうことになります。
砂糖はおやつや料理などにも含まれていますので、飲み物だけで
これだけ摂取するというのは、砂糖の摂り過ぎになってしまいます。

しかし、日本人の1日の砂糖摂取量の平均を見てみると、69gとなっています。
参照:NATIONAL GEOGRAPHIC

この量は、子供も大人も含めた量になるため、
子供は体重が少ない分、半分の数値として計算すると34.5gということになります。

これで考えてみると、ドデカミン(500ml)を1本飲んでも残り13.5gの砂糖が摂取できるということになるのですが、
おやつを食べることを考えると、ドデカミンを1本飲むのは、やはり砂糖の摂り過ぎに当たってしまうでしょう。

なお、おやつにどれくらい砂糖が含まれているのか見ていくと、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
コーラ(500ml)に砂糖56g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

おやつを含めると余裕で砂糖の摂り過ぎになってしまうため、
ドデカミンを毎日1本飲むというのは控えた方が良いでしょう。

飲むのなら、1日に半分の量にしたり、3日1本飲むといったような調整を行なった方が
健康に良いでしょう。

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カフェインを摂りすぎるとどうなるの?

カフェインを摂取しすぎると、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加(頻脈)、
興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などの健康被害をもたらすことがあります。
参照:厚生労働省

それ以上に摂取した場合、死に至るといったケースもあります。

砂糖を摂りすぎるとどうなるの?

砂糖を毎日のように摂取しすぎると、
肥満のリスクや糖尿病のリスクが高まるなど、
生活習慣病のリスクが高くなります。
米国心臓協会でも砂糖の摂取量の制限をしているように、
砂糖を毎日のように摂取しすぎると心筋梗塞など心臓病のリスクも高めることになります。

ですので、砂糖の摂り過ぎには注意してください。

ドデカミンを飲むタイミングは?

ドデカミンにはカフェインが含まれており、
カフェインに感受性の強い子供は眠れなくなったり、
睡眠の質を低下させることがありますので、
寝る前に摂取するのは控えた方が良いでしょう。
飲むなら朝や昼などに飲む方が良いです。

まとめ

ドデカミンにはカフェインと砂糖が含まれており、
カフェイン的にいうと10歳以上の子供は摂取しても特に問題はないかと思いますが、
砂糖のことを考えると、毎日飲むというのは控えた方が良いです。
ですので、1日に半分程度飲む、3日に1本飲むなど工夫して楽しんだ方が健康のためには
良いでしょう。

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