クコの実はグラノーラやオートミール、サラダ、杏仁豆腐などに
入れて食べたりしますが、子供は食べても良いのでしょうか?
こちらではクコの実と子供について紹介致します。

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クコの実は子供は何歳からいつから食べても良いの?

クコの実

クコの実は別名「ゴジベリー」とも呼ばれており、
欧米ではスーパーフードとして親しまれています。

日本では乾燥させたクコの実が主に販売されていますが、
この実は何歳から食べさせても良いといった制限は設けられておりません。

すりつぶせば離乳食後期からでも与えることができるでしょうが、
そのままの状態だとよく噛まないといけないため、
そのままの状態を与える場合は、歯がそろってくる2歳あたりから
与えるのが無難かと思います。

歯があまりない状態ですと、細かく刻んであげれば1歳からでも
食べることはできます。

1日何粒食べても良いの?

クコの実は大人でも1日10gから最大でも30gまでとされています。
また、1日に5~10粒という見解も見られます。
参照:スイーツモール

参照:プーラヴィータ

子供の場合は、その半分である2~3粒あたりから多くても5粒程度で抑えておいた方が良いでしょう。

クコの実の効果は?

クコの実の効果としては、

  • 老化抑制
  • 冷えの改善
  • 動脈硬化の予防
  • 視力減退の改善
  • 皮膚や粘膜の健康保持
  • 更年期症状の改善
  • 抗脂肪肝作用

などが挙げられます。

この中で子供に関係する効果は、
冷えの改善、視力減退の改善、皮膚や粘膜の健康保持
子供によっては抗脂肪肝作用も関係するでしょうか。

クコの実にはビタミンAが豊富に含まれており、
一般的に女性の場合だと1日500μgのビタミンAが必要とされていますが、
クコの実5g中にはビタミンAが424μg含まれています。

ビタミンAには皮膚の粘膜を健康に保つ作用がありますので、
クコの実から摂取するのも良い方法でしょう。

次に視力減退の改善効果についてですが、
クコの実にはゼアキサンチンという成分が含まれています。

具体的には黄斑変性症の予防や白内障の予防に効果が期待でき、
ゼアキサンチンは視力を支える非常に重要な部分である
黄斑部に元々存在しており、
ゼアキサンチンがもつ強力な抗酸化作用が黄斑部を光のダメージから
守ってくれます。

スマホやタブレット、テレビなどを見る機会が多くなった現代では、
この視力減退の改善効果は嬉しいですね。

次に、冷えの改善効果についてですが、
小さな子供でも冷えに悩まされている子供はおられます。

クコの実にはルチンやヘスペリジンなど「ビタミンP」とも呼ばれる
フラボノイド(色素)が豊富に含まれており、

このフラボノイドは毛細血管の強化や血流の改善などの働きがあるといわれているため、
血行不良や血液が末端まで届かないことで起こる冷えの改善に
効果が期待できるとされています。
参照:プーラヴィータ

食べすぎるとどうなるの?

クコの実を食べ過ぎると、
吐き気、腹痛、嘔吐、下痢を起こす可能性があります。

特に元々下痢をしやすい子供の場合は注意が必要です。

おやつとして与える場合は、クコの実だけをおやつにするのではなく、
クコの実を少量と他は何か違うものを与えるようにしてください。

美味しくクコの実を食べられるレシピは?

クコの実はそのままでも美味しく食べることができますが、
サラダやオートミール、グラノーラなどに少量入れて食べることで
美味しくいただけます。

なた、紅茶に入れたり、中華粥、薬膳スープ、杏仁豆腐、サムゲタンに入れる
というのも有名ですね。

アレルギーに気をつけて

クコの実でアレルギー反応が出る場合があります。
特に、ピーマンや桃、トマトにアレルギーがある場合は
クコの実にアレルギー反応を起こしやすい傾向にありますので、
食物アレルギーを持っている場合は、一度医師に相談すると良いかと思います。

与える時の注意点は?

与える時の注意点としては、
食べ過ぎると消化不良を起こして腹痛や下痢になるだけでなく、
吐き気などの症状もでる場合がありますので、
与えたとしても少量でとどめておいてください。

クコの実の食感は弾力がありグミを食べているような
食感ですので、小さい子の場合
クコの実をそのまま与えると何かの拍子に
喉に詰まらせる危険性がありますので、

与える場合は、そのままの状態ではなく
細かく刻んだものを与えるようにしましょう。

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まとめ

クコの実はゴジベリーとも呼ばれ欧米ではスーパーフードとして
親しまれています。

特に小さい子に与えてはいけないという制限はありませんので、
クコの実をすりつぶせば離乳食後期からでも与えることができます。

1歳あたりの子供だと、まだ噛む力が弱いため
与える場合は細かく刻んで与えるようにしましょう。

2歳以降でも喉に詰まらせてはいけないため、
小さめに刻んだものを与えると良いでしょう。

食べさせすぎると消化不良を起こし腹痛や下痢の原因になりますので、
与えたとしても1日に2~5g程度でとどめるようにしてください。

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