鳥刺しは文字通り鶏肉の刺身で生肉となりますが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供と鳥刺しについて紹介致します。
鳥刺しは子供は何歳からいつから食べても良いの?
鳥刺しなどの生肉を食べるとカンピロバクターやサルモネラによる食中毒になる可能性があります。
特に健康な大人と比べて免疫力の弱い子供や高齢者には与えない方が無難です。
ですので、何歳からなどではなく子供には与えない方が良いです。
どうしても与えたいというのであれば、
自己責任のもと6歳あたりから与えるようにしましょう。
※推奨は致しません
6歳くらいで免疫力が大人と同じくらいになるためです。
参照:日本医師会
それでも、鳥刺しは食中毒の可能性があることは認識しておいてください。
どれくらいの量食べても良いの?
食べたとしてもお店で提供される1人前程度でとどめておきましょう。
お店で提供される鳥刺しは食中毒になる確率が低いとはいえ、
食べ過ぎると食中毒の確率は高まってしまいます。
食中毒になるとどうなるの?
まずカンピロバクターによる食中毒になると
下痢、腹痛、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐の症状が出ます。
潜伏期間は2~5日で症状が現れることが多いですが、1日から10日までと幅があるのが特徴です。
続いてサルモネラ菌に食中毒になると、
悪心および嘔吐で始まり、数時間後に腹痛および下痢を起こします。
下痢は1日に数回から十数回で、3~4日持続しますが、
時に1週間以上に及ぶこともあります。
小児では意識障害や痙攣および菌血症が出ることがあります。
潜伏期間は通常12~36時間で症状が現れます。
というように小児の場合は重篤化することがありますので、
例えお店で提供されたものでも食中毒になる可能性が0%ではないため、
子供には与えない方が無難です。
新鮮だから食中毒にかからないわけではない
新鮮だから食中毒にかからないというわけではないことに注意して下さい。
新鮮であっても菌が潜んでいれば食中毒になる可能性があります。
特に鶏肉には、安全に生で食べることが出来る
衛生基準はありませんので、鳥刺しは子供が興味を示しても
食べさせない方が無難です。
先にも言ったようにどうしても食べさせたいのであれば、
6歳を過ぎてからにしましょう。
とはいえ、食中毒の可能性は頭に入れておいてください。
まとめ
鳥刺しは衛生基準がないため、免疫力がまだ未発達な子供には
与えないでください。
どうしても与えたい場合は、食中毒になる可能性があることを念頭に
大人と同じくらいの免疫力になる6歳あたりから与えるようにしましょう。
ただし、与えることは当サイトでは推奨致しません。