トミカビスケットは車の絵が描かれた小さいビスケットですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではトミカビスケットと子供について紹介致します。
トミカビスケットは子供は何歳からいつから食べても良いの?
これがトミカビスケットのラッキーなやつ(*≧▽≦) pic.twitter.com/nJMUVBMiI5
— 師匠の髪ゴム師匠のおぱんちゅかっぱさん (@SS8CsUYBhR2ZGrK) September 17, 2023
トミカビスケットの原材料を見てみると、
小麦粉(国内製造)、砂糖、ショートニング、バター、全粉乳、牛乳、食塩/炭酸カルシウム、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、カラメル色素、香料、ピロリン酸鉄
引用:NISSIN
となっており、この中で気になる成分としては砂糖が挙げられます。
では、砂糖は何歳から摂取しても良いのか見ていくと、
米国心臓協会では次のように述べています。
「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。
引用:ダイヤモンドオンライン
次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
と言っており、米国心臓協会の提言を守ると2歳から食べても良いことになり、
虫歯を気にするのであれば3歳あたりから与えた方が良いということになります。
仮に1歳の子に与えたとすると、砂糖の甘味を覚えてしまい、そればかり要求するようになる可能性がありますし、
味が濃いため、薄味のものを受け付けなくなる可能性があります。
また、虫歯のリスクも増大するかもしれません。
どれくらいの量与えても良いの?
3歳前後の子供がおやつとして摂取しても良いカロリーを見ていくと、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所
トミカビスケットのカロリーを見てみると、1箱40gあたり176kcalとなっておりますので、
2歳児の場合は1箱与えるとちょっと多いため、与えたとしても2/3箱程度で抑えておいた方が良いでしょう。
3歳になるとおやつとして200kcalまで摂取できるようになりますので、1箱与えても問題になりませんが、
これに加えてジュースを与えるとカロリーの摂りすぎになる可能性がありますので、
与える飲み物としては麦茶などの糖類の含まれていない飲み物が良いでしょう。
塩分は大丈夫なの?
1箱40gあたり0.28gしか塩分は含まれていませんので、
塩分については問題ありません。
1日の塩分摂取量を見ていくと、
1~2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満。 3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満となっています。
参照:KIDS REPUBLIC
となっていますので、おやつとして0.28g摂取したからと言って問題にならないことがわかります。
与えすぎたらどうなるの?
例えばトミカビスケットを2箱や1箱に加えてジュースや他のおやつを与えた場合、
カロリー過多になる可能性があります。
このような生活を毎日続けていると肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが増大します。
また、おやつでお腹いっぱいになり晩ご飯が入らなくなる可能性もあります。
1日程度なら問題はないのですが、日常的になると栄養が偏り成長に影響が出る可能性が出てきます。
与える時の注意点は?
与える時の注意点としては子供が喉に詰める恐れがありますので、
食べ終わるまで必ず保護者の方が見守りを行なうようにしてください。
トミカビスケットは口の中の水分がなくなる傾向にありますので、飲み物は用意しておいた方が良いでしょう。
アレルギーに注意して
トミカビスケットのアレルゲン情報を見てみると、
小麦・乳・大豆となっています。
※商品内容は変更される可能性がありますので必ずパッケージを見てご確認ください。
これらにアレルギーがある場合は与えないようにしてください。
食べ終わったら虫歯予防をしよう
トミカビスケットは炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりブドウ糖に分解されます。
これをそのまま放置しているとブドウ糖を餌に菌が増殖して虫歯のリスクを高めてしまいますので、
食べ終わったら歯磨きを行なうようにしてください。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしてください。
まとめ
トミカビスケットには砂糖が含まれていますので、
与えたとしても2歳になってからの方が望ましいでしょう。
虫歯が気になる場合は3歳あたりから与えるようにしましょう。
食べる量としては2歳で2/3箱程度。ジュースを与えるのでしたら半箱程度に抑えておいた方が良いでしょう。
3歳になると1箱与えても構いませんが、ジュースも与えるのであれば2/3箱程度で抑えておいた方が良いです。
食べ終わったら虫歯予防を行なうようにしましょう。