レッドブルはエナジードリンク界ではトップクラスの知名度を誇っていますが、
カフェインはどのくらいの量含まれているのでしょうか?
また、その量は他のエナジードリンクと比べてどれくらい違うのでしょうか?
こちらではレッドブルのカフェインの量について紹介致します。

スポンサーリンク

レッドブルのカフェインの量ってどれくらい?

レッドブル

公式サイトを見てみると100mlあたり30mgのカフェインが含まれていると書いてありますが、
レッドブルの250ml缶だけ、カフェイン量が異なり、1本あたり80mg含まれています。

ここで、レッドブルの全てのサイズのカフェイン量について見ていきましょう。
250ml 80mg
330ml 99mg
355ml 106.5mg
473ml 141.9mg

このようになっています。
昔は185ml入りのショート缶があり、そちらもカフェイン量は8mg入っていたのですが、
料金改正により、ショート缶は現在販売されておりません。

レッドブルのカフェイン量は他と比べてどれくらいなの?

レッドブルのカフェイン量は、他のエナジードリンクと比べてどうなのか見ていきましょう。

モンスターエナジー(355ml)は種類がいくつかありますが、一部を除いてほぼ142mgのカフェインが含まれています。
モンスタースーパーコーラ(500ml)には200mgものカフェインが含まれています。

次に、ZONEを見てみると、1本(500ml)あたり150mgのカフェインが含まれています。

リアルゴールドXY(500ml)についても1本あたり150mgのカフェインが含まれています。
リアルゴールドドラゴンブースト(250ml)についてはレッドブルと同じ80mgのカフェインが含まれています。

というように、レッドブルに含まれるカフェイン量は250ml缶で比べると他よりも少ない感じがしますね。
しかし、473ml缶だと142mg程度のカフェインが含まれていますので、
他と比べるとそう違いはありません。

エナジードリンク以外にも他にカフェインが含まれているものと比較してみましょう。

インスタントコーヒー 60mgのカフェイン
レギュラーコーヒー 100mg程度
緑茶(100ml) 20mg
玉露(100ml) 160mg
コーラ(500ml) 50mg
紅茶(100ml) 30mg
オロナミンC(120ml) 18mg
アリナミンV(50ml) 50mg
メガシャキ(100ml) 100mg

このようになっています。
ここから比較するとレッドブルのカフェイン量はレギュラーコーヒー1杯分とほぼ同じと言うことがわかります。
つまり、レッドブルの効果としてはコーヒーと同程度と考えられます。

スポンサーリンク

1日にどれくらいのカフェインを摂取してもいいの?

これは個人差がありますが、大きく分けると、大人と子供で飲み過ぎになる量が異なります。
大人の場合は、カナダ保健省によると1日のカフェイン摂取上限は400mgまでとされています。
参照:厚生労働省

また、カナダ保健省では

  • 4~6歳 最大45mg/日
  • 7~9歳 最大62.5mg/日
  • 10~12歳 最大85mg/日
  • 13歳以上の青少年については1日当たり2.5mg/kg体重以上のカフェインを摂取しないこと

とされています。

元東京福祉大教授の栗原久氏の提言によると
4~6歳の子供は1日のカフェイン量を25mg以下に
7~12歳の子供は50mg以下にすべきと言っています。
参照:東京すくすく

なお、英国食品基準庁(FSA)によると妊娠を計画している人・妊娠中・授乳中の人は1日のカフェイン量を200mgまでとしています。
参照:厚生労働省

健康な大人の場合、1日のカフェイン摂取上限は400mgまでとされていますので、
レッドブル250ml缶の場合ですと、5本まで飲めるという計算になりますが、
これはあくまでもカフェインだけのお話で、5本も飲むと糖類の過剰摂取になってしまいますので、
そんなまねはしないでください。

また、1日の上限であって一度に多量のカフェインを摂取すると
カフェインによる中毒症状が出ることがあります。

なお、症状としては
中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等
が挙げられます。
参照:厚生労働省

YAHOO知恵袋を見ていると、モンスターエナジーを1本飲んだ高校生が
気持ち悪くなったという質問をしているのを見かけましたので、
個人差や体重にもよりますが、一気に150mg近くのカフェインを摂取するのは
控えた方が良さそうです。

レッドブルの473ml缶を一気飲みするとか、250ml缶を2本一気に飲む等した場合に、
上記のような症状が現れる可能性があります。

レッドブルの250ml缶であれば、小さな子供でない限り
中学生あたりから1日1本は飲めるということになります。
妊娠中や授乳中であっても同様で、1日1本は飲めるでしょう。

健康な大人の場合は、糖類のことを考えると1日に2本までにしておいた方がよさそうです。

関連記事

まとめ

レッドブルのカフェイン量は100mlあたり30mgとされており、
250ml缶1本中に80mgのカフェインが含まれています。

この量は他のエナジードリンクと比べて比較的少ない方で
レギュラーコーヒー1杯分に相当します。

ですので、コーヒーが飲めるならレッドブルを飲んでも問題がないことになります。
しかし、一番大きい473ml缶を一気に飲むと人によってはカフェインによる中毒症状が出る場合がありますので、
そういったカフェインが多く含まれているものを飲む場合は、複数回にわけて飲むか、
ゆっくりと時間をかけて飲むことをお勧めします。

スポンサーリンク