アース製薬から出ているゴキジェットプロ（緑）はゴキブリ用の殺虫剤ですが、
金魚がいる部屋で使用してもいいのでしょうか？何か影響はあるのでしょうか？
こちらではゴキジェットプロ（緑）と金魚について紹介致します。
ゴキジェットプロ（緑）は金魚がいる部屋で使用していいの？
ゴキジェットプロ（緑）の主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分がゴキブリなどの虫の体内に入ると神経が麻痺して死に至ります。
個人的にはゴキジェットはかなり強力な殺虫剤のように感じますが、
金魚がいる部屋で使ってもいいかというと、使わない方が良いです。
なぜかというと、ピレスロイド系の成分は虫だけでなく
金魚などの魚類、は虫類、両生類などの変温動物にとって猛毒な成分で、
金魚の体内に入ると量にもよりますが、弱ったり、最悪死に至ったりします。
ですので、水槽から離れていても同じ部屋で使用しない方が良いです。
水槽から離れていても使用しない方が良いのはなぜ？
ゴキジェットプロを長時間使用すると、成分が空気中を漂い、
水槽にまで届く可能性があるからです。
実際、反対方向に向けて噴射しているのに、その反対にいた赤ちゃんのところまで
においが漂っていたという口コミがありますので、
長時間噴射してると部屋全体に成分が漂うことがあります。
ピレスロイド系の成分は金魚にとって猛毒ですので、
同じ部屋での使用は避けてください。
ではどのようにしてゴキブリ対策を行なえば良いの？
スプレータイプの殺虫剤は成分が空気中を漂いますので、
ゴキブリムエンダーやアースジェット、蚊がいなくなるスプレー、蚊取り線香なども使用しないでください。
となると、ゴキブリ対策は設置型の殺虫剤が安全となります。
例えば、ブラックキャップやコンバットなどの毒餌を設置するタイプのものです。
これだと、空気中に成分は漂いませんし、ゴキブリも巣ごと駆除できるため、
お勧めとなります。
なぜ巣ごと駆除できるのかというと、ブラックキャップなどに使われている成分はフィプロニルという成分で、
ゴキブリが食べると体中に成分が浸透します。
巣に戻ったゴキブリが糞をすると糞にも殺虫成分が残留していますので、
その糞を他のゴキブリが食べると他のゴキブリも死に至ります。
また、ブラックキャップなどを食べたゴキブリの死骸を食べたゴキブリも死に至ります。
そこでおすすめの商品としては、業務用の設置型駆除剤です。
誘引力はもちろんのこと、即効性もあるため本格的にゴキブリを駆除したい場合は、
業務用駆除剤がお勧めです。
まとめ
ゴキジェットプロ（緑）の主成分はピレスロイド系の成分で、
虫だけでなく金魚などの魚類にとっても猛毒となりますので、
この成分が金魚の体内に入ると下手したら死に至りますので、
遠く離れた場所であっても同じ部屋で使用することは避けた方が良いです。
設置型の駆除剤ですと、空気中を成分が漂うということもなく、
ゴキブリ全体を駆除できますので、金魚を飼われている家庭では
設置型駆除剤がお勧めです。
