アース製薬から出ているゴキジェットプロ（緑）はゴキブリ用の駆除剤で、
あんなにしぶといゴキブリが即効で駆除できるため、人間にも何か影響があるのではないか
と思う方もいるかと思います。
では、食器にかかった場合何か影響はあるのでしょうか？
こちらではゴキジェットプロ（緑）と食器について紹介致します。
ゴキジェットプロが食器にかかった場合影響あるの？
ゴキジェットプロ（緑）の主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分がゴキブリなどの虫の体内に入ると神経が麻痺して死に至ります。
ですが、人間などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っているため、
体内に入ったとしてもすぐに分解無毒化されて排出されますので、
特に影響がありません。
参照：KINCHO
ですので、食器にかかったとしてもそのまま使用しても影響はありません。
ですが、殺虫剤がかかってしまった食器をそのまま使用するのは抵抗があるかと思いますし、
成分には灯油なども含まれていますので、ゴキジェットプロがかかってしまった場合は、
洗った方が良いでしょう。
洗い方としては中性洗剤で洗うとキレイに落ちます。
食器棚にゴキブリが現れた場合は？
食器棚及びキッチンの収納スペースなどは暗くて湿気もあるため、
ゴキブリが出現しやすいポイントになっています。
そのような場所にゴキブリが現れた場合、ゴキジェットプロしかないのであれば、
吹きかけるしかありません。
その場合、食器やお箸、お鍋などに成分がかかってしまいます。
かかってしまった食器類は中性洗剤で洗うようにしましょう。
上記で説明しましたが、そのまま使ったとしても人体に影響はないのですが、
精神的に気持ち悪いかと思いますので、食器類は洗ってから使用するようにしましょう。
事前の対策が大事！
ゴキブリが現れてから、ゴキジェットプロで退治していては
現れるたびにゴキジェットプロを吹きかけなければなりません。
ゴキブリは1匹見つけたら100匹はいると思えという言葉がありますが、
これはなぜかというと、ゴキブリが卵（卵鞘）を産んだ場合、ゴキブリの種類にもよりますが、
卵鞘１つで数十匹単位で生まれます。産卵は数回にわたって行なわれますので、
それらが全て孵化した場合、100匹生まれてもおかしくありません。
ですので、現れてから退治するのではなく、あらかじめブラックキャップなどの設置型駆除剤を設置しておいて、
巣ごとゴキブリを駆除した方が効率的です。
他にゴキブリムエンダーなど燻煙剤のような効果のある商品もありますので、
そういったもので対応しても構いません。
ただし、食器類に成分がかかりますので、個人的には設置型駆除剤をお勧めします。
そこで、良い商品と思う物を紹介すると、
業務用の設置型駆除剤というものがあります。
誘引率はもちろんのこと、即効性もありますのでお勧めです。
まとめ
ゴキジェットプロの主成分はピレスロイド系の成分で
この成分が人の体内に入ったとしても特に影響がありませんので、
極論、食器にかかっても食器はそのまま使用することができます。
が、殺虫剤がかかった食器をそのまま使用するのは抵抗があるかと思いますので、
成分がかかってしまった食器類は中性洗剤で洗うようにすると良いでしょう。
また、ゴキブリは単体で存在するのは外から侵入してきたゴキブリくらいで、
家の中に巣がある場合は、かなりの数のゴキブリがいると思った方が良く、
その場合、出るたびにゴキジェットプロを噴射していてはらちがあきませんので、
設置型駆除剤などを使用して巣ごと駆除した方が良いです。
