KINCHOから出ているゴキブリムエンダーは燻煙タイプではなくスプレータイプなのですが、
燻煙タイプと同じような効果があるとして人気のある商品です。
ゴキブリムエンダーはゴキブリの赤ちゃんにも効果はあるのでしょうか?
こちらでは、ゴキブリムエンダーとゴキブリの赤ちゃんについて紹介致します。
ゴキブリムエンダーはゴキブリの赤ちゃんにも効果はあるの?
ゴキブリムエンダーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分がゴキブリなどの虫の体内に入ると神経が麻痺して弱らせたり死に至らせたりします。
ゴキブリの成虫だけでなく当然ゴキブリの赤ちゃん(幼虫)にも効果を発揮します。
むしろ、成虫よりも身体が小さい分、即効性があります。
ゴキブリムエンダーを使った翌日にゴキブリの赤ちゃんを見かけるのはなぜ?
ゴキブリムエンダーには持続効果はありません。
即効性のある殺虫剤ですので、使用後30分程度すると部屋全体に有効成分が行き渡り、
ゴキブリを駆除してくれます。
なのに、次の日は2日後3日後などにゴキブリの赤ちゃんを見かける。
これはなぜかというと、ゴキブリムエンダーがゴキブリの赤ちゃんに効かなかったのではなく
ゴキブリの卵(卵鞘)に効果がなかったため、卵から孵化したゴキブリの赤ちゃんが出てきているのが原因です。
燻煙剤にしてもゴキブリの卵には効果がありません。
ですので、一度殺虫剤を使用しても、卵があるとゴキブリはそこから孵化し、
大きくなって再び繁殖を始めます。
ゴキブリの卵を駆除するにはどうしたらいいの?
ゴキブリの卵(卵鞘)は、目のつきにくいところに産んでいることが多く、
潰さない限りは卵を駆除することは不可能に近いです。
そのため、孵化するのを待つしかありません。
家庭に出てくるゴキブリの種類は一般的にクロゴキブリかチャバネゴキブリになります。
産卵から孵化するまでの期間は、クロゴキブリの場合、23~55日、
チャバネゴキブリの場合、産卵後すぐに孵化します。
参照:DUSKIN
ゴキブリムエンダーの使用頻度の推奨は2週間おきとなっていますので、
ゴキブリを見かけなくなっても、卵がある可能性があるため、
長くて2ヶ月間はゴキブリムエンダーを使用することをお勧めします。
ゴキブリの赤ちゃんが毎日のように出る場合は?
ゴキブリがいつ産卵したのかわかりませんので、
いつ孵化するのかも予測がつきません。
タイミングが悪ければ、ゴキブリムエンダーを使用した次の日などに孵化し
ゴキブリの赤ちゃんが現れることがあります。
その場合は、再びゴキブリムエンダーを使用してください。
ただし、1週間以内にゴキブリムエンダーを再度使用する場合は、
掃除をしてから使用するようにしましょう。
ゴキブリの赤ちゃんが出てくるたびにゴキブリムエンダーは使用して構わないので、
ゴキブリの赤ちゃんが出てこなくなるまで使用し続けてください。
全ての卵が孵れば、それ以上ゴキブリが出てくることはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴキブリムエンダーは赤ちゃんゴキブリにも効果を発揮するのですが、
卵(卵鞘)には効果がないため、卵から孵るとゴキブリの赤ちゃんが出現します。
そのことが原因で、ゴキブリの赤ちゃんには効かないのでは?となっているかと思います。
ゴキブリムエンダーは毎日使用しても良いので、
ゴキブリの赤ちゃんを見つけるたびにゴキブリムエンダーを使用しましょう。
全ての卵が孵れば、それ以上ゴキブリは現れなくなりますので、
複数回の使用が求められます。