のりたまは昔からある卵のふりかけですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではのりたまと子供について紹介致します。

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のりたまは子供は何歳からいつから食べても良いの?

のりたま

ふりかけは離乳食が終わりパクパク期が始まる1歳から1歳半あたりから
与えても良い
ので、のりたまも食物アレルギーがなければ与えても構いません。

ただし、与えすぎると塩分の摂り過ぎになりますので、
毎食など食べさせるのは控えておいた方が良いでしょう。

どれくらいの量食べても良いの?

1~2歳の子供の1日の塩分量は

男子 3.0g未満
女子 3.5g未満

とされています。

のりたまの塩分量を見てみると、
1食(2.5g)あたりに0.23gの塩分が含まれています。
参照:食材デポ

1食というのはおそらくお茶碗1杯(150g)のご飯のことを指すと思われます。

1~2歳の子供のご飯の量は大人の半分から3分の1程度ですので、
仮に半分与えるとするなら、のりたまは1.25g与えても良いことになり、
この量の塩分は0.115gとなります。

これが3食となるとのりたまだけで0.345gの塩分を摂取することになります。
塩分は料理にも使用しますので、のりたまだけでこの量を摂取するのは多いと判断します。

ですので、のりたまは多くても1日1食程度にとどめるようにしましょう。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

1日2日程度では特に問題になることはないのですが、
日常的に塩分を多く摂取していると
濃い味のものが普通になってしまい、大人になっても
濃い味を好む傾向にあります。

そのような生活を送っていると将来のむくみや高血圧症に繋がります。
また、心臓や腎臓にも負担がかかりますので、
小さい頃から塩分量を調節して食育を行なってください。

塩分を摂り過ぎている時の対処法は?

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

アレルギーに注意して

のりたまのアレルゲンを見てみると、
卵、乳、小麦、さば、大豆、鶏肉、ごま、米、かつお
となっています。
※2024年3月現在
※商品内容は変更される可能性がありますので、必ずアレルギー表を確認してください。

のりたまには様々なアレルゲンが含まれていますので、
与える場合は注意が必要です。

特に初めて与える成分が入っている場合は気をつけてください。

血液検査でアレルギーがあるかどうかわかるのですが、
血液検査をされていない、あるいは記憶にないという場合は、
はじめはのりたまを少しだけ与えて10分間様子を見ます。

異常が見られなければ、再び少しだけ与えて10分間様子を見ます。
異常がなければいつもの食べるスピードで与えていきます。
2時間様子を見て異常がなければ、その日は多くの場合問題はありません。
※例外はあります

これを1週間の間に3回ほど繰り返します。
繰り返して問題がなければのりたまを食べてもその時点では問題がないと思って良いでしょう。
参照:Mass General for Children

まとめ

のりたまは離乳食期が終わりパクパク期が始まる
1歳から1歳半あたりから与えても構いませんが、
毎食与えるとなると塩分の摂り過ぎになる可能性が高いため、
与えたとしても1日1食程度にとどめておきましょう。

日常的にふりかけを与えていると塩分の濃い味の濃いものを
好むようになり、将来のむくみや高血圧症のリスクが高まってしまいますので、
小さい頃から食育として薄味のものを好むように食事を与えることを心がけてください。

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