チョコパイ1983年に発売された今でも大人気のお菓子ですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではチョコパイと子供について紹介致します。
チョコパイは子供は何歳からいつから食べても良いの?
チョコパイの原材料を見てみると
小麦粉(国内製造)、ショートニング、砂糖、水あめ、植物油脂、カカオマス、液卵、乳糖、全粉乳、脱脂粉乳、ホエイパウダー、ココアバター、乳等を主要原料とする食品、洋酒、食塩、クリームパウダー、でん粉、脱脂濃縮乳、還元水あめ、乾燥卵白、卵黄、乳たんぱく/ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、加工でん粉、香料、増粘剤(セルロース、カラギーナン)
引用:lotte
このようになっており、この中で気になる成分としては砂糖と洋酒になります。
まず洋酒から見ていくと、これは香り付けで入れており、加熱してアルコールは飛んでいますので、
食べた時にお酒の匂いがしたとしてもアルコールは含まれていないか、相当微量なため気にする必要はありません。
次に砂糖ですが、砂糖は何歳から摂取しても良いのか見ていくと
米国心臓協会では次のように述べています。
「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。
引用:ダイヤモンドオンライン
次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
米国心臓協会の提言を守るのであれば、2歳から食べることができますが、
虫歯が気になる場合は3歳から食べさせた方が良いでしょう。
なお、1歳など早い時期に食べさせるとどうなるのか考えると
早い時期から甘い物に慣れてしまうと、そればかり求めるようになり
肥満や糖尿病といった生活習慣病のリスクが高くなります。
また、味が濃いため、その味を覚えてしまうと薄味のものを受け付けなくなる可能性があります。
どれくらいの量食べさせても良いの?
3歳前後の子供がおやつとして摂取しても良いカロリーを見ていくと、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所
次にチョコパイのカロリーを見ていくと、
1個31gあたり157kcalとなっています。
ですので、2歳児も3歳児も1個でとどめておいてください。
なお、1個のカロリーが高いため飲み物に清涼飲料は与えないでください。
清涼飲料などのジュースは100mlあたり40~50kcal程度あるため、
飲ませるとカロリー過多になる恐れがあります。
食べさせすぎるとどうなるの?
食べさせすぎるとおやつだけでお腹がいっぱいになってしまい、
晩ご飯が入らなくなる可能性があります。そのような生活を送っていると
栄養が偏ってしまい成長に影響を及ぼす可能性が出てきます。
逆におやつをたくさん食べた上で食事もしっかりと摂っていると
総摂取カロリーが多くなり、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。
与える時の注意点
チョコパイは1つが大きいため、
喉に詰める恐れがありますので、必ず保護者の方が食べ終わるまで見守ってください。
また、一気に口の中に入れないように、ゆっくり食べるように促してください。
そして、麦茶などの糖類の含まれていない飲み物があると喉の通りが良くなるので用意しておきましょう。
保管場所にも気をつけて
子供の手の届くところに置いておくと知らない間に勝手に食べてしまう可能性があります。
そうなると喉に詰まらせたときに気づかないなんてことにもなりかねませんので、
保管場所は子供の手の届かないところでかつわからない場所に保管するようにしましょう。
アレルギーには気をつけて
チョコパイのアレルギー成分を見てみると、
小麦・卵・乳・大豆となっています。
※商品内容は変更される可能性があるため必ずパッケージをご確認ください。
この中で初めて食べさせる成分がある場合、はじめは一口与えてみて様子を見るようにしましょう。
様子は2~3時間から半日程度様子を見て何もなければ大体の場合問題はありませんが、
中には遅延型と呼ばれる摂取後1~2日後に発症するケースもあるため頭に入れておいてください。
参照:うつぼ本町キッズクリニック
また、上記の成分にアレルギーがある場合は、食べさせないようにしてください。
食べ終わったら虫歯予防をしよう
チョコパイは炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりブドウ糖に分解されます。
それを餌に菌が増殖しますので、食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。
まとめ
チョコパイには洋酒が含まれていますが、製造工程で加熱してアルコールを飛ばしていますので、
完全にアルコールが入っていないか極微量含まれている程度ですので、心配する必要はありません。
砂糖も多くしようされているため、米国心臓協会の提言を守るのであれば2歳から、
虫歯が気になるようなら3歳あたりから食べさせると良いでしょう。
1歳など早い時期から甘い物を覚えてしまうと、そればかりを要求するようになる可能性があり、
与えてしまうと肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが増大しますので、
早い時期に与えるのは控えた方が良いでしょう。