1978年に誕生したハーベスト。薄いビスケットで食べやすいかと思いますが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか？
こちらではハーベストと子供について紹介致します。
ハーベストは子供は何歳からいつから食べても良いの？
ハーベストの原材料を見てみると、
小麦粉（国内製造）、砂糖、植物油脂、いりごま、ショートニング、加糖れん乳、ねりごま、ココナッツ、ブドウ糖、食塩、すりごま、脱脂粉乳、バター、チーズパウダー／膨脹剤、乳化剤、香料、
（一部に乳成分・小麦・ごまを含む）
引用：Tohato
このようになっています。
ここで気になる成分としては砂糖などの糖類が挙げられます。
では、砂糖は何歳から摂取して良いのか見てみると、
米国心臓協会では次のように述べています。
「1日の添加砂糖は、小児が25ｇ以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。
引用：ダイヤモンドオンライン
次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用：mamasta
米国心臓協会の提言を元にするとハーベストは2歳から食べさせることができます。
虫歯が気になる場合は、3歳あたりから食べさせると良いでしょう。
1歳児などにも食べさせようと思えば食べさせることはできるのですが、
早い時期から甘い味を覚えさせると肥満などの原因になったり、
うす味のものを受け付けなくなる可能性がありますので、早い時期から食べさせるのは推奨しません。
どれくらいの量食べさせてもいいの？
3歳前後の子供がおやつとして摂取しても良いカロリーを見ていくと、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照：おつまみ研究所
次にハーベストのカロリーを見ていくと、
4枚あたり58kcalとなっています。
ですので、ハーベストだけをおやつとするなら
2歳児で10枚程度。3歳児で13枚程度食べることが出来る計算になります。
ジュースも一緒に与える家庭も多いのでそれも計算に入れると、
ジュースは100mlあたり40～50kcal程度ですので、
それを差し引くと、2歳児で6枚程度。3歳児で10枚程度食べることができます。
与えすぎたらどうなるの？
おやつを与えすぎた場合、考えられることとしてはおやつでお腹いっぱいになってしまい、
晩ご飯が入らなくなることです。そういう生活を送っていると栄養の偏りが見られ成長に影響が出る可能性があります。
逆に、おやつをたくさん食べても食事は通常通り食べる子もいます。
そうなると総摂取カロリーが増えて、肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが増大しますので注意が必要です。
食べさせるときの注意点
薄くて食べやすいとはいえ、喉に詰める可能性は0％ではありませんので、
食べ終わるまで保護者の方が必ず見守ってください。
また、ハーベストを半分か1/4枚程度に割ってから食べさせるとより食べやすくなります。
保管場所に注意して
子供の手の届くところに置いておくと、知らない間に勝手に食べてしまう可能性があり、
そうなると万が一喉に詰めた時に気づけないなんてこともありますので、
保管場所としては、子供の手の届かない場所でかつわからない場所に保管するようにしましょう。
アレルギーに注意して
ハーベストのアレルギー成分を見てみると、
乳成分・小麦・ごまとなっています。
※商品内容が変わる可能性がありますので、必ずパッケージをご確認ください。
この中で初めて食べさせる成分がある場合は、
はじめは一口与えてみて様子を見るようにします。
様子は2～3時間から半日程度様子をみれば、大体の場合は問題ありませんが、
中には摂取後1～2日後に発症する遅延型と呼ばれるケースもあるため、頭に入れておいてください。
参照：うつぼ本町キッズクリニック
なお、上記の成分にアレルギーがある場合は、食べるのを控えてください。
食べた後は虫歯予防をしよう
ハーベストは炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりブドウ糖へと変換されます。
それを餌に菌が増殖して虫歯になるリスクが増加しますので、
食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。
まとめ
ハーベストには糖類が結構含まれており、
米国心臓協会の提言を守ると2歳から与えても良いことになりますが、
虫歯が気になる場合は3歳あたりから与えると良いでしょう。
食べる量については2歳児で150kcal程度、3歳児で200kcal程度を目安に食べさせると良いでしょう。
食べ終わったら虫歯予防を行なうことで虫歯のリスクを減らすことができます。
