蚊がいなくなるスプレーは部屋を閉め切ってワンプッシュするだけで、
部屋全体に有効成分が行き渡り、壁や天井などに付着して、
そこに止まった蚊を駆除してくれるという商品ですが、
食器にかかってしまった場合、どうしたらよいのでしょうか?
そのまま使っても問題ないのでしょうか?
こちらでは蚊がいなくなるスプレーと食器について紹介致します。
蚊がいなくなるスプレーは食器にかかっても問題ない?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分が蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺して弱ったり、死に至ったりします。
しかし、人間や犬猫などの温血動物の場合は、ピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っており、
体内に入ってもすぐに分解し無毒化されて排出されますので、影響はありません。
参照:KINCHO
ですので、食器にかかったとしても、洗わずにそのまま使うことができます。
ただし、殺虫剤が付着した食器をそのまま使うのは、気持ち悪いと思いますので、
かかったのなら洗ってから使用した方が良いでしょう。
気にならないという場合は、そのまま使っても影響はありません。
食器にかからないようにするにはどうしたらいいの?
一応説明書きには、食器にかからないようにすることと書いてありますので、
基本的には食器にかからないように使いましょう。
では、食器にかからないようにするにはどうしたらいいかについてですが、
食器棚に扉がついている場合は、扉をしっかりと閉めておけば成分は中まで入りませんので、
問題ありません。
食洗機に食器を置いてある場合は、食洗機の蓋を閉めれば問題ありません。
問題となるのは、食器棚に扉がなくてむき出しになっている場合、
この場合は、食器棚の中まで成分が入り込むため、
食器に成分が付着してしまいます。
この場合は、蚊がいなくなるスプレーを使用する前に、
部屋から食器を非難させてから、スプレーを使用して30分程度したら
もとに戻すと、食器に成分が付くことをある程度防げます。
もしくは、食器にはかかるものと諦めて、食器を使用する前に
食器を洗ってから使用するという選択肢もあります。
続いて、キッチンにかけてあるフライパンやお鍋なども
そのままにしていると、成分が付着してしまいます。
こちらも、避難させるか、かかることを前提にフライパンなどを使用する前に
洗うかになるかと思います。
蚊がいなくなるスプレー以外に蚊対策はできるのか?
蚊がいなくなるスプレーは付着しやすいように出来ています。
ですので、食器が成分が付着することが気になる場合は、使用しない方が良いでしょう。
となると、何か別の方法で蚊対策を行なわなければいけません。
おすすめとしては、
UVライトで蚊を誘引して熱や匂いで蚊を駆除する商品があります。
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これだと、何かを出して蚊を駆除するというものではありませんので、
食器に何らかの成分がかかると言ったような心配もなく蚊対策することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
万が一人間の体内に入ったとしても、速やかに分解無毒化されて排出されますので、
食器に成分が付着した状態で食器を使っても基本的には問題はありません。
ただし、殺虫剤が付着した食器をそのまま使うのに抵抗があるという方は多いと思いますので、
そもそも食器に成分が付かないようにするということが大切だと思います。
食器棚に扉がないなどで成分が付着することを防げないようなら、
食器は洗ってから使用するか、その部屋では蚊がいなくなるスプレーは使用しないようにしましょう。