子供は何歳からいつからスポロンを飲んでも良いのでしょうか?
また、スポロンには幼児スポロンという商品もありますが、それにも触れていきたいと思います。
スポロンは子供は何歳からいつから飲んでもいいの?
https://twitter.com/mamachico_28/status/1517032400823324672
スポロンには砂糖や果糖ぶどう糖液糖が含まれています。
まず、原材料を見てみましょう。
砂糖、果糖ぶどう糖液糖、乳製品乳酸菌飲料(殺菌)、脱脂粉乳、梅エキス、ぶどう糖、安定剤(ペクチン)、香料、クエン酸、(原料の一部に大豆を含む)
スポロンを何歳からいつから飲んでいいのか知るためには
まず子供は何歳から砂糖を摂取しても良いかを見ていく必要があります。
米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online
と言ってますので、スポロンは2歳から飲めるということになります。
次にmamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
虫歯を気にされるのであれば、3歳あたりから飲ませた方が良さそうです。
量はどれくらい飲んでもいいの?1日何本?
米国心臓協会によると小児は添加砂糖を1日に25g以下にするように述べています。
スポロン(100ml)1本中に糖類は15.6g含まれています。
この量はコーラ以上に糖類が入っている計算になります。
1日の添加砂糖は25g以下ですので、スポロンを1本飲むと15.6gの糖類を摂取するわけですから、
問題ないように感じますが、子供はおやつも食べるかと思います。
おやつに含まれる砂糖を一部ですが見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院
プリンやアイスを1つ食べるだけで16gもの砂糖を摂取することになるため、
スポロンを1本飲むと25g以下という数値を超えてしまいます。
米国心臓協会は次のようにも述べています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。
1週間に236ml以下にすべきと言っています。
1日単位に直すと33.7mlとなります。
毎日スポロンを1本飲むと余裕でこの制限を超えてきます。
ですので、スポロンは毎日飲むようなものではないということがわかります。
米国心臓協会の提言を守るのであれば、3日に1本飲むようにすべきです。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの?
砂糖をたまに過剰摂取したとしても特に問題はないのですが、
日常的に過剰摂取が続くと、肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど
生活習慣病のリスクが増加します。
それだけでなく心臓病のリスクも増加するようです。
参照:アスゲン製薬株式会社
なお、菓子パンにもたくさんの砂糖が含まれていますので、
毎日与えるのは控えた方が良いでしょう。
幼児スポロンはどうなの?
幼児スポロンの原材料を見ると、
果糖ぶどう糖液糖 (国内製造)、 もも果汁 、 脱脂粉乳 、 砂糖 、うめエキス、 ガラクトオリゴ糖液糖 、 ぶどう糖 、もも果汁加工品、グァバ果汁、 レモン / 安定剤 ( ペクチン )、(一部に乳成分・ももを含む)
引用:カッテミル
このように果糖ぶどう糖液糖や砂糖が含まれています。
幼児スポロンは1本(100ml)あたりに糖類が16.1g含まれています。
通常のスポロンよりも糖類が多いということになります。
公式サイトでは1歳から飲めるとなっていますが、
米国心臓協会に従えば2歳からということになりますし、
虫歯を気にされるのであれば3歳あたりから飲めるということになります。
ちなみに、500mlで計算すると糖類は80.5g含まれることになります。
コーラは1本(500ml)あたり56.5g、カルピスウォーターは55.5g含まれていますので、
それと比べると糖類がかなり多く入っていることがわかります。
これを1歳から飲ませると癖になってしまい将来肥満になる原因になるのではないかと心配になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スポロンには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会に従えば2歳から飲めるということになります。
虫歯を気にされる場合は3歳あたりから飲めるということになります。
スポロンには糖類がかなり含まれていますので、
毎日1本飲むのは飲み過ぎに当たりますので、
3日に1本にとどめておいた方が良いでしょう。
スポロンよりも幼児スポロンの方が糖類が多く含まれていることには驚きました。