ウィダーインゼリーは子供にいつから食べさせてもいいの？量はどれくらい？

ウィダーインゼリーは手軽にエネルギーが摂れるし、
子供にも食べさせやすそうに思えますが、実際のところ
子供にはいつから食べさせても良いのでしょうか？
こちらではウィダーインゼリーと子供について紹介致します。

子供にウィダーインゼリーはいつから食べさせてもいいの？

まず、MORINAGAの公式サイトを見てみると、以下のように書かれています。

＜注意が必要なもの＞
・「乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。」と表記のあるもの
（お子様にとって、栄養素が多くなりすぎてしまう場合があります。）
・エリスリトール、スクラロースなどの甘味料が入ったもの
（体質によって、お腹がゆるくなる場合があります。）
・ローヤルゼリー入りのもの
（小児喘息や既往症のあるお子様は、まれにアレルギーになることがあります。）

引用：MORINAGA

簡単に説明すると、人工甘味料やローヤルゼリーが入っている物は
与えない方が良いという感じです。

次に、原材料を見ていきましょう。

液状デキストリン、果糖ぶどう糖液糖、マスカット果汁／乳酸Ｃａ、クエン酸、ゲル化剤（増粘多糖類）、Ｖ．Ｃ、クエン酸Ｎａ、香料、塩化Ｋ、乳化剤、パントテン酸Ｃａ、ナイアシン、Ｖ．Ｅ、Ｖ．Ｂ１、Ｖ．Ｂ２、Ｖ．Ｂ６、Ｖ．Ａ、葉酸、Ｖ．Ｄ、Ｖ．Ｂ１２

引用：MORINAGA

ここで気になるのが果糖ぶどう糖液糖です。
砂糖とは少々異なるのですが、糖質であることは一緒なのでここでは同位のものとして説明していきます。

子供に砂糖を与えてもいいのはいつからかを見ていくと、
米国心臓協会では、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照：DIAMOND online

こちらでは、清涼飲料について書かれていますが、これは甘い物の癖を小さい頃から
つけると肥満の原因などに繋がるということなので、
そのまま書かせていただきました。

果糖ぶどう糖液糖と添加砂糖はほぼ一緒なので、
これを2歳未満の子に与えるのは、将来の生活習慣病の原因に繋がる可能性があるため、
与えない方が良いということです。

ですので、子供にいつからということに対しては、
米国心臓協会に従えば、2歳からということになります。

次にmamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方がこのように言っています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用：mamasta

虫歯を気にされるのであれば、3歳あたりから与えた方が良さそうです。

1歳あたりでも与えても良い状況はある

米国心臓協会によれば2歳から与えても良く、
虫歯を気にされる場合は3歳あたりから与えるようにした方が良いということでしたが、

例えば、風邪などの病気、体調不良時にミルクも母乳も飲まない、離乳食も食べない
という場合において、ウィダーインゼリーなら飲めるという状態の場合は、
基本的に食べれるものを飲めるものを飲ませると言われていますので、
その場合は、量には注意を払いつつ、飲んでも問題はないでしょう。

ただし、これが毎日となると問題になってくるので注意してください。

どれくらいの量飲んでもいいの？

ウィダーインゼリーのエネルギーの場合、
容量は180g入っており、エネルギーは180kcalあります。
砂糖（糖質）は45g含まれています。
参照：MORINAGA

米国心臓協会によると小児は添加砂糖の摂取量を1日25g以下に制限するように求めていますので、
それに従えば、子供に1日に1個与えるのは多いということになります。

砂糖の観点だけで見ると、
飲める量は1日に半分以下ということになります。
ただし、他に砂糖を摂取しないというのが条件になります。
他の砂糖というのは菓子パンであったり、おやつであったりします。
ウィダーインゼリー以外のおやつなどの砂糖を考慮すると1日にウィダーインゼリーは50g程度が良いでしょう。
ちなみに50g中に含まれる砂糖の量は12.5g程度になります。

続いて、ウィダーインゼリーがおやつとして与えた場合ですが、
母子栄養協会によると
1～2歳児なら150kcalをおやつとして補い
3～5歳児なら200～250kcalをおやつとして補う
ということが書かれています。
参照：母子栄養協会

カロリーだけで行くと、2歳児の場合1本飲ませるのは多いことになります。
3～5歳児については1個飲んでも問題はありませんが、
砂糖の摂り過ぎに当たるため、1個飲むのは多いです。

他にも砂糖を摂取することを考えると、やはり50g程度が妥当だと思われます。