森永マミーといえば、パックに入った乳製品飲料ですが、
あれって結構甘いですよね？なので、子供にはいつから飲ませても良いのか気になるかと思います。
こちらでは、子供はいつからマミーを飲んでもいいのか？また量はどれくらい飲んでもいいのか？
について紹介致します。
森永マミーは子供はいつから飲んでもいいの？
出典：SnapDish
森永マミーはいつから飲んでもいいのか知るためには、
子供はいつから砂糖を摂取していいのか知る必要があります。
ここで、米国心臓協会を見てみると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照：DIAMOND online
ですので、これに照らし合わせると森永マミーは2歳未満は飲ませない方が良いため、
2歳から飲めるということになります。
次にmamastaというサイトを見てみると、
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用：mamasta
こちらが言うには虫歯を懸念して2歳7ヶ月までは砂糖を与えない方が良い
ということを言っています。
ですので、これに照らし合わせると約3歳になるまでは森永マミーは控えた方が良いということになります。
なお、森永マミーは200mlあたりに砂糖が22.8g含まれています。
100ml当たりになおすと、砂糖は11.4g入っていることになります。
参照：森永乳業
また、小児というのはジャンルによって年齢が異なりますが、
おおむね7～15歳のことを指していますので、
子供が小さければ小さいほど砂糖を摂取出来る量は減りますが、
こちらでは1日に添加砂糖を25g以下という提言を2歳以降からも当てはめる物とします。
1日にどれくらいの量飲んでもいいの？
森永マミーには砂糖が含まれており、mamastaに書いてある歯科衛生士が言う
2歳7ヶ月、おおまかに3歳未満は砂糖を与えない方が良いというのに照らし合わせて
考えていくことと3歳以降6歳未満は小児ではなく幼児になるのですが、
1日の添加砂糖を25g以下というものを当てはめて考えることにします。
となると、マミーには100ml中に11.4gの砂糖が含まれているため、
これを飲んでしまうと、当然おやつなどにも砂糖が含まれているので、
おやつを食べることを考えると100ml飲むだけでも多いかもしれません。
ですので、50mlのマミーを水で1：1に薄めて100ml飲ませたりといった工夫が必要になるでしょう。
なお、米国心臓協会はこうも言っています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5％未満とし、清涼飲料については、1週間（1日ではない）の摂取量を236mL以下に制限。
これに当てはめて考えていくと、1週間に清涼飲料は236ml以下なので、
毎日清涼飲料（森永マミーなど）を飲ませるとした場合、
1日に33.7ml以下に抑えなければなりません。
この考えは毎日飲むことを想定していますので、
1日おきなど間隔をあければ、1回に飲める量は増えるということになります。
1日おきの場合だと、1回に67.4ml飲めますので、
これだと、水で1：1に薄めて飲ませれば、100ml程度は飲める計算になりますので、
問題はないでしょう。
1週間に2回程度飲ませるのであれば、水で薄めなくても100ml程度は1回につき飲めるので、
水で薄める必要はないでしょう。
ですので、どのくらいの量飲めるかについては、
毎日飲ませることはせずに、1日おきなら50mlのマミーを水で1：1に薄めて100mlにして
飲ませる。1週間に2回飲ませるのだとしたら、100ml程度のマミーをそのまま飲ませるか、
水で1：1で薄めて200mlにして飲ませる。
1週間に1回なら200ml程度をそのまま飲ませるというようにすると、
米国心臓協会の言う1週間に236ml以下という数値を超えることはありません。
毎日森永マミーを普通に200mlなど飲んでいたら・・・
毎日森永マミーを小さい子供が200ml程度飲んでいたら、
おやつを食べることを考えると砂糖の過剰摂取になります。
そうなると、先ほども書いたように6歳以降の肥満の原因や糖尿病の原因、
高血圧の原因になりますので、小さい子供にはできるだけ砂糖を与えずに
砂糖の味を覚えさせない方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
森永マミーには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会に従えば2歳以降に与えるようにし、
虫歯のことを気にするのであれば、3歳以降に与えるようにしましょう。
ただし、飲む量は1週間に236ml以下に制限をかけて、
毎日与えるのではなく1日おきや1週間に１～２回など間隔をあけて
飲ませるようにした方が良いかと思います。
最後に、子供が小さい頃から清涼飲料を普通に与えている家庭は多くあります。
清涼飲料だけ飲んでおやつは一切食べないということなら良いのですが、
おやつも食べる、また朝食に菓子パンなどを食べていると、
砂糖の過剰摂取に当たってしまいますので、健康のためには砂糖の摂取量は
意識した方が良いでしょう。
この記事では、米国心臓協会の提言に則り書いていますので、
少々厳しい数値が出ていますが、参考までに！
