チョコミントは2016年頃から流行初めて今もなお人気を集めていますが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではチョコミントと子供について紹介致します。
チョコミントは子供は何歳からいつから食べても良いの?
ミント自体は子供にとって何か影響があるわけではありませんし、
ミントは自然の虫除けとしても使われているため、
子供が摂取したとしても安全です。
ただし、チョコミントには砂糖が使用されています。
砂糖を何歳から摂取しても良いのか見てみると、
米国心臓協会では次のように述べています。
「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。
引用:ダイヤモンドオンライン
次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
と言っており、砂糖を意識するのであれば、米国心臓協会の提言する2歳から食べられるということになり、
虫歯を気にするのであれば3歳あたりから食べられるということになります。
さらに、チョコレートを軸にして見てみると、
チョコレートにはカフェインが含まれています。
では、カフェインは何歳から摂取しても良いのか見てみると、
カフェインを研究する元東京福祉大教授の栗原久氏によると、
「子どもが大量に摂取すると不安や、頭痛、疲労感といった離脱症状が生じるリスクが高まる」。脳を刺激し、眠気防止などには有用だが、「子どもの脳の発育を邪魔する可能性がある」と指摘する。
「特に知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与える」と栗原さん。3歳までは摂取を控えるべきだという。4~6歳は1日25ミリグラム以下、7~12歳の学童期は50ミリグラム以下にするよう勧めている。
引用:東京すくすく
と言っていますので、カフェインが気になる場合は4歳から食べさせるようにした方が良いでしょう。
1歳の子供が食べてしまった場合は?
仮に1歳の子供がチョコミントを食べた場合、
何か起こるのかというとアレルギーがない限り基本的に何も起こりません。
数時間様子を見て何も変化がなければ問題ないでしょう。
※アレルギーの遅延型の場合は摂取後1~2日後に発症する場合があります
たくさん食べてしまった場合でも毎日ではなく1回程度でしたら
肥満の原因にもなりませんし、食べてからすぐに歯磨きやうがいなどを行なえば、
虫歯の心配もないでしょう。
どれくらいの量食べても良いの?
子供のおやつの目安量は、運動量や体格によっても異なるところではありますが、
2歳までが150kcal程度、3歳以降では200kcal程度といわれています。
参照:おつまみ研究所
チョコミントといっても飲み物なのか食べ物なのかで違いは出てきますが、
チョコミントアイスの場合、赤城乳業のチョコミント(箱)の1本あたりのカロリーは76kcalとなっており、
チョコミント(カップ)の場合1個あたり250kcalとなっています。
棒アイスであれば、箱のアイスの場合1本食べてもカロリーの摂りすぎにはなりませんが、
カップアイスを1個食べるとカロリーの摂りすぎになってしまいます。
1日程度おやつを摂りすぎたとしても問題はないのですが、
日常的におやつを摂りすぎていると肥満や糖尿病、高血圧症などの生活習慣病のリスクが増大しますので、
食べさせすぎには注意してください。
どれくらい食べさせても良いかについては、
チョコミントだけがおやつの場合3歳以降は200kcal程度までは食べさせて良いのですが、
ジュースも飲ませる場合は、ジュースは100mlあたり40~50kcal程度ありますので、
チョコミントアイスを100kcal程度に抑えて、ジュースを200ml与えると
カロリーの摂りすぎにはなりません。
アレルギーに注意して
チョコミントの種類によって含まれるアレルゲンは若干異なりますが、
赤城乳業のチョコミントアイスの場合、
アレルゲンは乳、大豆、りんごとなっていますので、
これらにアレルギーがある場合は与えないようにしましょう。
中には卵や小麦も使用されているものもありますので、
与える際は必ずアレルギー情報を確認するようにしましょう。
チョコミントの食べ物は4歳以降なら何でも食べられる?
カフェインを気にする場合は、4歳以降に食べさせた方が良いのですが、
そうでない場合は、虫歯や肥満の観点から3歳から食べさせた方が良いことになります。
チョコミントのお菓子はアイスをはじめ、マシュマロ、マカロン、タブレットなど
様々なものが販売されていますが、アレルギーがなければ
基本的にどの種類のチョコミントのお菓子でも与えて構いません。
どのお菓子にも当てはまることですが、食べさせすぎには注意してください。
虫歯に気をつけよう
チョコミントのお菓子は基本的に炭水化物が多く含まれており、
炭水化物は唾液により分解されぶどう糖へと変化します。
そのぶどう糖が歯に残っていると虫歯菌が増殖して
虫歯のリスクが高まりますので、食べたり飲んだりした後は、
歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。
まとめ
チョコミントはチョコレートにカフェインが含まれますので、
カフェインを気にされる場合は4歳から、
カフェインを気にされない場合は、肥満や虫歯の観点から3歳から
与えるようにしましょう。
仮に1歳の子が誤って食べたとしても
アレルギーがない限り何か影響が出るということはありません。