雪の宿は1977年から販売されているロングセラー商品で今もなお人気がありますが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは雪の宿と子供について紹介致します。

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雪の宿は子供は何歳からいつから食べても良いの?

雪の宿

雪の宿の原材料を見てみると、

米(中国産、国産、米国産)、砂糖、植物油脂、食塩、乳糖、脱脂粉乳、ゼラチン、乳糖果糖オリゴ糖、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、生クリーム、脱脂濃縮乳、油脂加工品、加糖練乳、粉末しょうゆ(小麦・大豆を含む)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、植物レシチン(大豆由来)

引用:三幸製菓

この中で気になる成分としては砂糖になります。

では、砂糖は何歳から摂取しても良いのか見てみると、
米国心臓協会では次のように述べています。

「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。

引用:ダイヤモンドオンライン

次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用:mamasta

米国心臓協会の提言を守ると2歳から食べることができますが、
虫歯が気になる場合は3歳あたりから与えた方が良いでしょう。

なお、1歳などの早い時期から与えるとどうなるかについてですが、
早い段階から甘い物を覚えてしまうと、肥満や糖尿病などの原因になる可能性があるのと、
1歳というとまだ歯が生えそろっていませんし、噛む力も弱いため
雪の宿を喉に詰まらせる可能性が高くなります。

ですので、歯が生えそろう2~3歳あたりに与えた方が良いと考えます。

塩分は大丈夫なの?

3歳あたりの子供の1日の塩分摂取量を見てみると、
2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満。 3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満とされており、
雪の宿は20枚で塩分が2.0g含まれています。1枚あたりだと0.1gとなります。

ですので、食べさせすぎなければ塩分のことは気にする必要はありません。

どれくらいの量食べさせても良いの?

3歳前後の子供がおやつとして摂取しても良いカロリーを見ていくと、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所

次に雪の宿のカロリーを見てみると、
1袋2枚入りで66kcalとなっています。

雪の宿だけをおやつとするなら2歳児で4枚程度。
3歳児で6枚程度食べることができます。

ただし、家庭によってはジュースも一緒に飲ませるところもあると思います。
ジュースのカロリーも計算に入れるジュースは100mlあたり40~50kcal程度ですので、
それを差し引くと、雪の宿は2歳児で2~3枚程度。3歳児で4~5枚程度食べさせることができます。

食べさせすぎるとどうなるの?

食べさせすぎるとおやつだけでお腹いっぱいになってしまい、
晩ご飯が入らなくなる可能性があります。
そういう生活を送っていると栄養が偏ってしまい、成長に影響が出る可能性が出てきます。

逆におやつもたくさん食べて、食事も通常通り食べた場合、
総摂取カロリーが多くなってしまい、肥満や糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなりますので注意してください。

さらに、雪の宿の場合食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになる可能性があります。
塩分を摂り過ぎていると高血圧症のリスクが高くなりますし、心臓にも負担がかかってしまいます。

食べるときの注意点

雪の宿は1枚が子供にとっては大きいため、
喉に詰まらせないためにも1/4程度に割ってから与えるようにしてください。
また、万が一喉に詰まらせたらいけませんので、保護者の方が必ず食べ終わるまで見守ってください。

子供によっては一気に口に入れてしまう場合があるため、
ゆっくりとよく噛んで食べるように促してください。

保管場所にも注意して

子供の手の届く場所に置いておくと、知らない間に勝手に雪の宿を食べてしまう可能性があります。
そうなると万が一喉に詰まらせたときに気づかないなんてことにもなりかねませんので、
保管場所としては子供の手の届かない場所でかつわからない場所に保管するようにしましょう。

アレルギーに気をつけて

雪の宿サラダのアレルギー成分を見てみると、
乳・小麦・大豆となっており、同一ラインで卵を使用しています。
※商品内容が変更される可能性があるため必ずパッケージをご確認ください。

上記のアレルギーをお持ちの場合は食べるのを控えてください。
また、卵に重度のアレルギーを持っている場合、雪の宿には卵は使用されていませんが、注意してください。

虫歯予防をしよう

雪の宿は炭水化物が多く含まれています。
炭水化物は唾液によりブドウ糖へと分解されます。
それを餌に菌が増殖して放置していると虫歯のリスクが高まってしまいますので、
食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。

歯磨きが難しい場合はうがいだけでも行なうようにしましょう。

まとめ

雪の宿には砂糖が含まれていますので、1歳など早い時期から食べさせると
甘い味を覚えてしまい、肥満や糖尿病などのリスクが高くなる可能性があります。

また歯が生えそろってから食べさせた方が良いということもあるため、
早くても2歳から与えるようにしましょう。虫歯が気になる場合は3歳あたりから食べさせると良いでしょう。

食べる量については、3歳でも食べさせたとしても5枚を越えることがないようにした方が
塩分の量的に良いでしょう。

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