Yakultから出ているミルミルは、子供にも人気がある商品ですが、
何歳からいつから飲んでも良いのでしょうか?
また、どのくらいの量飲んでも良いのでしょうか?
こちらではミルミルと子供について紹介致します。

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ミルミルは子供は何歳からいつから飲んでも良いの?

ミルミル

ミルミルの原材料を見てみると、

パラチノース、全粉乳、脱脂粉乳、にんじん汁/香料、pH調整剤

引用:Yakult

このようになっています。
パラチノースというのは蜂蜜にも含まれている糖質のことです。

この中に子供が摂取してはいけない原材料はありません。
気になる部分としては、糖質の量でしょう。

ミルミル(100ml)には1本あたり15gの糖類が含まれており、
ミルミルS(100ml)については1本あたり10.6gの糖類が含まれています。

子供は何歳からいつからミルミルを摂取してもいいのか知るためには
何歳から糖類を摂取してもいいのかについて知る必要があります。

米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online

ミルミルに含まれている糖類は添加砂糖ではなくパラチノースという糖質ですが、
米国心臓協会によると2歳未満で甘い物に慣れさせると6歳以降の肥満につながると言っていますので、
ミルミルをいつから飲んでも良いかについては2歳からということになります。

次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士がこのように述べています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用:mamasta

虫歯を気にされる場合は3歳あたりから与えた方が良いかもしれません。

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量はどのくらい飲んでもいいの?

世界保健機関を見てみると、次のように言っています。

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する

引用:食品安全委員会

遊離糖類というのは、砂糖をはじめショ糖、果糖、果汁、シロップ、蜂蜜などのことを指します。

米国心臓協会が言うのは清涼飲料のことでミルミルは乳酸菌飲料で異なりますが、
糖類の過剰摂取が問題となりますので、
こちらでは清涼飲料もミルミルも同じ物として考えていきます。
すると、1日の糖類は25g以下ということになりますし、
WHOの推奨量も25g以下ということになりますので、

ミルミルをどれくらいの量飲んでも良いかは糖類の摂取量によって変わってきます。
ミルミル1本には15gの糖類が含まれており、
ミルミルでしか糖類を摂らないのであれば、1日に1本飲んでも問題はないのですが、
子供はおやつも食べるかと思います。
おやつに含まれている糖類を一部ですが見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

日常生活においてプリンをおやつにするということは普通にあり得ることです。
ミルミルとプリンを摂取することで、糖類を31g摂取することになりますので、
おやつをもっと控えるか、ミルミルを1日に1本ではなく間隔をあけて摂取するようにしないと
糖類の摂りすぎに当たってしまいます。

米国心臓協会は次のようにも述べています。

小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。

引用:DIAMOND online

ミルミルは清涼飲料ではありませんが、糖類の過剰摂取が問題となるため、
乳酸菌飲料にも当てはめると、1週間に236mlしか飲むことができません。
これを1日に表すと33.7mlしか飲むことができません。

これを守ろうとするとミルミルは毎日飲むものではなくなります。
3日に1度飲むと、米国心臓協会の提言を守ることになります。

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糖類を摂り過ぎるとどうなるの?

たまに摂りすぎたとしても特に問題になることはないのですが、
日常的に過剰摂取が続くと
肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。

さらに、心臓病のリスクも増大します。
参照:アスゲン製薬株式会社

他にジュースなどを飲むと糖類の過剰摂取になりますし、
菓子パンにも糖類は多く含まれていますので、
毎日のように与えるのは控えた方が良いでしょう。

まとめ

ミルミル1本中に糖類は15g、ミルミルSについては1本中に10.6gの糖類が含まれており、
ミルミルを飲んで、さらにおやつも食べてしまうとWHOや米国心臓協会の言う糖類を1日25g以下という
数値を上回ってしまいます。

またになら問題はないのですが日常的に糖類を過剰摂取していると
肥満などの生活習慣病のリスクが増大してしまいますので、十分に注意してください。

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