アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で、
ゴキブリが食べると死に至るだけでなく、食べたゴキブリが巣に戻り糞をすると
ゴキブリの習性で、その糞を他のゴキブリが食べます。すると糞を食べたゴキブリも死に至ると言う商品ですが、
置き場所を忘れてしまった場合、そのまま放置しておいても大丈夫なのでしょうか?
ブラックキャップの置き場所を忘れた!放置してもいいの?
ブラックキャップは1個だけの設置ではなく複数個、しかもいくつもの部屋に設置しますので、
置き場所を忘れることも大いにあり得ます。
まず、ブラックキャップの設置してからの期限を見てみると、
1年間は効果がありますので、1年間は放置していても問題ありません。
ただし、1年以内に餌が全部食べられた場合、1年以上経過して
有効成分が薄れて効果がなくなってしまった場合、
そのまま放置していると、ブラックキャップの構造上
ゴキブリにとって居心地の良い場所となりゴキブリの巣になる可能性があります。
現にYahoo!知恵袋で置き場所を忘れたブラックキャップのようなものを
ある日見つけて中を見てみると、小さな虫がたくさんいたというのです。
参照:Yahoo!知恵袋
ここでの発言で、ゴキブリの赤ちゃんのようなと書いてありますので、
おそらくゴキブリの赤ちゃんだと思われます。
というように住処になり、衛生上もよろしくありませんので、
できるなら、放置せずに見つけ出して処分した方が良いでしょう。
どうしても見つからない場合は?
どうしても見つからない時は、仕方ありません。放置する他ないので、
大掃除などした際に見つかることを願いましょう。
放置していた結果、ゴキブリ(ゴキブリの赤ちゃんも)が現れるようなら、
再びブラックキャップをゴキブリが通りそうな場所に設置して
ゴキブリ対策を行ないましょう。
なお、ゴキブリは暗くて湿気のあるところを好みますので、
冷蔵庫の下や裏、収納スペースや押し入れ、部屋の四隅などに設置すると良いでしょう。
ゴキブリ対策でおすすめの方法
ゴキブリ対策はブラックキャップだけではありません。
ブラックキャップ設置前に燻煙剤やゴキブリムエンダーなどで
部屋の隅々まで駆除剤を撒いてゴキブリ駆除を行ないます。
その後、掃除できるところは掃除をしてから
ブラックキャップを設置します。
こうすることにより、燻煙剤などから逃れたゴキブリもブラックキャップにより駆除することができます。
なお、ブラックキャップ設置後に燻煙剤やゴキブリムエンダーを使用すると
燻煙剤などの成分が毒餌についてしまいます。この成分は忌避作用もあるため、
ブラックキャップにゴキブリが寄ってこなくなりますので、
順番を間違えないようにしてください。
まとめ
ブラックキャップの置き場所を忘れてしまった場合、
1年間(毒餌がある状態)なら、効果があるので良いのですが、
毒餌がなくなった場合や期限が切れて効果がなくなった場合に
ブラックキャップを住処にするゴキブリが出てくる可能性がありますので、
出来ることならそのまま放置せずに見つけ出した方が衛生的にも良いかと思います。
どうしても見つからない場合で、ゴキブリが現れるようなら
新しいブラックキャップを設置することにより、再びゴキブリが毒餌を食べて
巣ごと駆除が出来るので、ゴキブリが通りそうな場所に設置すると良いでしょう。