蚊がいなくなるスプレーはインコに影響するの？大丈夫？

夏から秋にかけて蚊対策として蚊がいなくなるスプレーを使用する家庭も多いと思いますが、
インコには影響はないのでしょうか？
こちらでは蚊がいなくなるスプレーとインコについて紹介致します。

蚊がいなくなるスプレーはインコに影響あるの？

蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
これは蚊などの虫の体内に入ると神経が麻痺して呼吸ができなくなり死に至ります。

蚊などの小さい虫に対しては効果を発揮するのですが、
大きい虫になると弱らせることが出来ても死に至ることは直接吹きかけない限りないかと思います。

インコに影響があるかどうかについてですが、
KINCHOのFAQを見てみると

犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットのいるお部屋でもご使用いただけます。
ただし、直接かからないように注意して下さい。

引用：KINCHO

と書いてありますので、インコに直接かからなければ問題ありません。

KINCHOをもっと見てみると、インコなどの小鳥にピレスロイド系の成分が体内に入った場合、

人間や温血動物に対しては体の中で速やかに分解し、無毒化され、体外に排出されてしまうので安全です。

引用：KINCHO

と言っているため、インコの他にハムスターなどの小動物（温血動物）も安心して使用することができます。

直接かからないことが大切

蚊がいなくなるスプレーは、プッシュするとピレスロイド系の成分が噴射されます。
噴射して間もない時は空気中を成分が漂っているのですが、
30分など時間が経つと壁や天井などに成分が付着して空気中には成分はあまり漂わなくなります。

これは、蚊が空中を飛んでいる時間より壁や天井などに止まっている時間の方が長いという習性をもとに
長時間壁や天井に成分が付着するように作られているためです。

噴射するときに、インコにかからないか心配でしたら、
噴射するときだけカゴを部屋の外に出して、
30分後くらいにカゴを戻してあげると、直接かかることはありません。

人間の場合は舌がピリピリする場合も

人間の場合ですが、噴射したてのときに、成分を吸い込んだり口の中に入ったりすると
一部の人は舌がピリピリするといったような現象が起きますが、
KINCHOに問い合わせて見ると、これは一時的なもので、時間が経つと治まるそうです。

インコの場合はどうかわかりませんが、噴射したての時にインコの目や口に成分が入ると
敏感なインコの場合は、何か変化が出るかもしれませんので、
使用するときは、カゴを部屋の外に出してから使用するのが良いかと思います。

稀にアレルギー反応が出る場合も

これも人間についてですが、ピレスロイド系の成分にごく稀にアレルギー反応を起こす人がいるそうです。
インコはどうかわかりませんが、蚊がいなくなるスプレーなどピレスロイド系の成分のものを使用したあとに、
インコに何か変化が出た場合は、症状が軽いような様子を見て良いと思いますが、
重症な場合は速やかに動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

といっても、人間の場合でも極稀な話なので、そこまで気にする必要はないと思いますが。

どうしてもピレスロイド系の成分が気になる場合

どうしてもピレスロイド系の成分が気になる場合は、
蚊対策に殺虫剤は使用できません。

となると、ピレスロイド系の成分以外で蚊対策を行なわなければいけないのですが、
最近流行っているのが、UVライトで蚊を誘引して熱や匂いで駆除するという商品があります。

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これだとピレスロイド系の殺虫剤ではありませんので、
インコがいたとしても安心かと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
蚊がいなくなるスプレーの主成分はピレスロイド系の成分で、
インコなどの温血動物にとっては無害の成分です。
かといって、直接かけていい物ではありませんので、
蚊がいなくなるスプレーを使用する場合は、念のためインコの入ったカゴを部屋の外に出して
30分後くらいに元に戻してあげると良いかと思います。

どうしても、ピレスロイド系の成分が気になる場合は、
ピレスロイド系の成分を使用していない上記で紹介したような蚊対策グッズで蚊の駆除を行なってください。