アンパンマンのゼリーは不二家からと明治から出ていますが、いずれも
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
また、食べれる歳になったらどのくらいの量食べてもいいのでしょうか?
こちらでは子供とアンパンマンゼリーについて紹介致します。
子供はアンパンマンゼリーを何歳からいつから食べてもいいの?
https://twitter.com/career__smile/status/1431144293515685889
まず原材料を見てみましょう。
不二家14個アンパンマンフルーツゼリー
<りんご>砂糖(韓国製造又はタイ製造)、りんご濃縮果汁、オリゴ糖、寒天/ソルビット、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、酸化防止剤(V.C、ヤマモモ抽出物)、香料、カロテノイド色素
<みかん>砂糖(韓国製造又はタイ製造)、みかん濃縮果汁、オリゴ糖、寒天/ソルビット、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、酸化防止剤(V.C、ヤマモモ抽出物)、着色料(フラボノイド、カロテノイド)、香料
<ぶどう>砂糖(韓国製造又はタイ製造)、ぶどう濃縮果汁、オリゴ糖、寒天/ソルビット、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、アントシアニン色素、香料、酸化防止剤(ヤマモモ抽出物)
引用:不二家
明治それいけ!アンパンマンのやわらかぶどうゼリー
ぶどう(輸入)、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖、粉あめ)、寒天、こんにゃく粉/乳酸Ca、酸味料、香料、乳化剤
引用:meiji
いずれも砂糖(糖類)が入っていますので、
子供は何歳からいつから砂糖を摂取できるのかを見ていく必要があります。
米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online
米国心臓協会に従えば2歳から食べれるということになります。
次にmamastaというサイトを見てみると歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
虫歯を気にされるのであれば3歳あたりから与えた方が良いでしょう。
どのくらいの量食べてもいいの?
米国心臓協会によれば小児は1日の添加砂糖を25g以下にするように言っています。
これを元に考えていくと、
不二家のアンパンマンゼリーは1つおよそ3.6gの砂糖が含まれています。
ですので、アンパンマンゼリーだけで砂糖を摂取すると考えれば、
1日に6個ほど食べることができます。
続いて明治のアンパンマンゼリーですが、1つ(100g)当たりに19.7gの砂糖が含まれています。
明治のアンパンマンゼリーだけで砂糖を摂取するのであれば、
1日に1つ食べることができます。
つまり、アンパンマンゼリーがおやつになるというわけです。
なお、清涼飲料には多くの砂糖が含まれていますので、
おやつを食べさせて清涼飲料も飲ませるということを毎日は行なわないようにしてください。
清涼飲料は3日に1度100ml与えるか1週間に1度200ml与えるにとどめた方が無難です。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの?
たまに過剰摂取になる程度なら特に問題はありませんが、
日常的に砂糖を過剰摂取していると肥満のリスク、高血圧のリスク、糖尿病のリスクといった生活習慣病のリスクが増加してしまいます。
それだけでなく、心臓病のリスクも増加するようです。
参照:アスゲン製薬株式会社
なお、菓子パンにもたくさんの砂糖が含まれていますので、
毎日与えるのは控えた方が良いでしょう。
まとめ
アンパンマンゼリーは早い家庭だと1歳あたりから食べさせる家庭もあるかと思いますが、
2歳未満の子供に甘い物の味を覚えさせるとそれが癖になり
将来的に肥満などの原因にもなる可能性が高くなりますので、
できれば、米国心臓協会の提言に従って2歳から与えるようにした方が良いでしょう。
虫歯を気にされるのであれば3歳あたりから与えるようにしましょう。
なお、食べさせすぎたり一緒に清涼飲料を飲ませることを毎日続けていると
生活習慣病のリスクが増加しますので、注意してください。