キャラメルは噛むごとに甘い味が出てきて、だんだん小さくなっていくお菓子ですが
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供とキャラメルについて紹介致します。

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キャラメルは子供は何歳からいつから食べても良いの?

キャラメル

キャラメルは飴やガムのようなものですので、
小さい子が食べると喉に詰める危険性があります。

ピーナッツの例になるのですが、
消費者庁を見てみると、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより、
14歳以下の子供が80名死亡しており、そのうち5歳以下が73名で9割を占めていたとあります。

特にかみ砕くちからや飲み込む力が十分ではない子供が豆やナッツ類を食べると、
窒息してしまったり、肺炎を起こすリスクがあるとのことです。
参照:消費者庁

という結果が出ており、これはピーナッツのようなナッツ類だけの話ではなく
飴も含まれています。喉に詰める危険性を考えると噛んでもなくならないお菓子も当てはめることができます。

ですので、安全をとるのであれば、6歳から与えた方が良いでしょう。

6歳未満の子供が食べるとどうなるの?

6歳未満の子供がキャラメルを食べると噛んでもなくならないものですので、
喉に詰める可能性が消費者庁によると高まります。

喉に詰めると最悪の場合呼吸ができなくなり、
唇が紫色になり、窒息してしまいます。
そのまま死に至るケースの方も少なくありません。

ですので、当サイトでは6歳未満の子供に与えることは推奨しません。

どれくらいの量食べても良いの?

3歳以降の子供(6歳も含めて)の1日のおやつの量は200kcalとなっています。
キャラメルのカロリーを見てみると、
1粒あたり16.5kcalあります。

キャラメルだけをおやつとするのであれば、
12個ほど食べることが出来る計算になるのですが、
1日に13個も食べると、1粒でもずっとかみ続けないといけませんので、
虫歯のリスクが高まります。

キャラメルは炭水化物が多く含まれており、
炭水化物や砂糖は唾液によりぶどう糖へ分解されます。

ぶどう糖は虫歯菌の餌となりますので、
ぶどう糖が常に口の中にあると菌が増殖して
虫歯のリスクが高まります。

ですので、1日にキャラメルを食べたとしても
2~3個程度にとどめ、他のお菓子やジュースなどで
おやつを楽しみましょう。

食べ終わったら虫歯予防をしよう

上記に書いたようにぶどう糖は虫歯菌の餌となりますので、
できるだけ口の中からぶどう糖を取り除いた方が良いです。

できれば食べ終わったら歯磨きを行ないたいところですが、
6歳ともなるとなかなかそういうわけにもいかないかと思います。

ですので、食べ終わったらせめてうがいだけでも行ないましょう。

まとめ

キャラメルは噛んでも噛んでもなくならない食べ物ですので、
小さい子が食べると喉に詰める可能性が高いお菓子となります。

消費者庁のデータを元にするとキャラメルは6歳以上になってから与えた方が無難です。
子供が小さければ小さいほど喉に詰める危険性が増すので、
小さい子には与えないでください。

食べる量もおやつのカロリーとは関係なしに
食べ続けることで虫歯のリスクが高まりますので、
1日に食べたとしても2~3個程度でとどめておきましょう。

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