チキンラーメンはお湯を入れて3分待てば完成するインスタントラーメンですが、
子供は何歳からいつから食べられるのでしょうか?
こちらではチキンラーメンと子供について紹介致します。

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チキンラーメンは子供は何歳からいつから食べられる?

チキンラーメン

チキンラーメンの原材料を見てみると、

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、しょうゆ、食塩、チキンエキス、香辛料、糖類、たん白加水分解物、卵粉、デキストリン、香味調味料、オニオンパウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉を含む)

引用:nissin

となっており、気になる成分としては塩分となります。

チキンラーメンの1袋の塩分を見てみると、麺2.3g、スープ3.3gで合わせて5.6gもの塩分が含まれています。

子供の1日の塩分を見てみると、
1~2歳児の1日の塩分摂取量を見てみると、男子3.0g未満、女子3.5g未満。 3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満となっています。
参照:KIDS REPUBLIC

1食分として考えると、1~2歳児で男子1g、女子1.16g程度。
3~5歳児で男子1.3g、女子1.5gとなります。

これだけを見ると子供にチキンラーメンを与えると塩分の摂り過ぎに当たることがわかりますが、
たまに塩分を摂り過ぎるのは問題にならないため、
たまに食べることを前提として考えた場合、3歳から与えても良いと考えます。

ただし、塩分が多いためスープは飲ませないでください。

日常的に塩分が多いとどうなるの?

日常的に塩分を摂り過ぎていると、むくみや高血圧、腎臓病、骨粗鬆症、尿路結石などになる可能性が高まります。
高血圧になると動脈硬化になる可能性が高まり、動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になりますので、
小さい内から塩分を摂り過ぎている生活を送っていると、濃い味のものを好むようになり、
日常的な塩分の摂り過ぎへと繋がっていく可能性が高まりますので、
塩分を控えた食生活を送るようにしましょう。

どれくらいの量食べても良いの?

チキンラーメンのカロリーを見てみると、麺335kcal、スープ42kcalとなっており、
合わせて377kcalとなります。

3~5歳児の1日のカロリーを見てみると、
日本人の食事摂取基準(2005年版)によると、男性1400kcal、女性1250kcalとなっています。

この時期の子供のおやつのカロリーは200kcal以下とされていますので、
これを差し引いて1食の摂取カロリーを求めると、男性400kcal、女性350kcalとなります。

ですので、カロリーだけを見るとチキンラーメンは男女ともに1袋与えても良いことになります。
ですが、塩分が多いためスープは控えてください。

となると、1食分のカロリーが少なくなってしまいますので、
その分サラダなどを付け加えてカロリーを調節すると良いでしょう。

塩分を多く摂り過ぎいる時の対処法は?

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

まとめ

チキンラーメンは塩分が多く含まれていますので、
1歳や2歳児には早いと判断します。

スープも飲むということであれば、3歳児でも早いということになるのですが、
スープを残すという前提でさらに毎日ではなくたまに食べるということでしたら、
3~5歳児にも与えても良いと判断します。

日常的に塩分の多い食生活を送っていると濃い味のものを好むようになり、
将来の高血圧や動脈硬化、脳梗塞などのリスクが高まりますので、
小さい頃からうす味のもので食事を行なうことをおすすめします。

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