カメムシが大量発生した年は大雪になるとか寒波になると聞いたことがありますが、
実際はどうなんでしょうか?何か根拠があるのか?民間でただ言われているだけなのか?
気になったので、調べて見ました。
カメムシが大量発生した年は大雪になる?
カメムシが多い年は大雪になる…っていう言い伝えがある。理由はよく分からねえが、丸っこい虫に比べて奴らは平べったいので、表面積が大きく寒さに弱いのかもしれねえ。大量発生したり、固まって寄り添いあうことで命を繋ぐ…という事に必死なのかもしれねえな。へばな。
— 超神ネイガー (@neiger_akita) November 8, 2017
https://twitter.com/tanasaki_20/status/931010104433958912
カメムシが大量発生した年は
大雪が降るそうです☃️❄️— 多摩の景色 (@scenery_Tama) November 10, 2017
というように、カメムシが大量発生した年は大雪になると言われているようです。
では、知恵袋を見てみると、、
カメムシが大量発生する年はたくさん雪が降る?という質問に対して、
科学的根拠はないと思います。
昔からの言い伝え的な感じだと思います。
カメムシは本来、集団で越冬し
自然界では木の皮の隙間や落ち葉の下などに
潜り込んでいます。しかしながら、より温かい所を求め人家に侵入してきます。
先ほど言ったように自然界で過ごしてくれている時にはカメムシを目にしないですが、
より寒い冬は暖かい人家を目指してやってくるので
人間の目に触れてしまうのでそう言われるのではないかと思います。
引用:yahoo知恵袋
というように、根拠はなく言い伝え説が強いようです。
人家が増えてより温かいところを求めて、カメムシが集まってくる。納得ですね。
さらに、カメムシの量と積雪量を調べたサイトを見つけました。
1995~1996年カメムシが多く発生している年に降雪量は多かったそうです。
しかし、2009~2010年カメムシが多く発生しているにもかかわらず、降雪量は少なく
どうやら当たり外れがあるようです。
結果、科学的根拠というものはなく、カメムシが大量発生しても
降雪量がまちまちなので、言い伝え説が有力だと思われます。
しかしながら、カメムシが大量発生している年に大雪になる年もあるため、
関係性が全くないということも言い切れず。
注意することに越したことはありませんね。
カメムシが大量発生する原因は?
次にカメムシが大量発生する原因を調べてみました。
カメムシ、カメムシ、カメムシ、カメムシ、カメムシ、カメムシ、カメムシの総攻撃です。
稲刈りが終わったこの時期、大発生するカメムシが僕の車にびっしりとくっついてます。
なんてこった…。 pic.twitter.com/lYj6w0Yssj— 澤山哲也★工具屋てっちゃん (@fgsawayama) October 8, 2017
https://twitter.com/sokuhou874/status/916616724451086336
調べて見た結果、上記でも一部紹介しましたが、寒くなるとカメムシはより温かいところを求めて、
人家などに集まってくる。つまり人家が増えて人目に付きやすくなったという説があります。
次に、カメムシはスギやヒノキの木に産卵し、生まれてきたカメムシはスギやヒノキの実を食べて成長します。
ここで言われているのは、スギやヒノキの花粉が多い年は、カメムシの餌となる球果も多くなるため、
カメムシが大量発生するという説です。
2017年の情報になりますが、九州地方では花粉が多く、そのためかカメムシも大量発生していたようです。
これは関係性が高そうですね。
参照:https://weathernews.jp/s/topics/201709/280135/
実際、参照元の記事では、花粉の飛散量が高い地域に比例してカメムシも多く発生していたようです。
他に考えられるのは、
- 前年に死亡率が少なかった
- 前年に卵がたくさんあった
- 前年の天候がカメムシ生存に適していた
などが考えられます。
まとめ
以上のことからカメムシが大量発生する年に大雪になるというのは、科学的根拠がなく言い伝えの域をでず。ですが、大雪になる年もあるため一概に否定もできないという結果になりました。
カメムシが大量発生する原因としては、花粉がよく飛んでいる年は餌が多いため、
増えている。また、人家が増えたため目立つようになった!!(カメムシはより温かいところを求めて集まる習性があります)
ということがあげられるかと思います。