プリッツは1962年にグリコから登場し、今でも大人気のお菓子ですが
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではプリッツと子供について紹介致します。

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プリッツは子供は何歳からいつから食べても良いの?

プリッツ

プリッツの原材料を見てみると、

小麦粉(国内製造)、植物油脂、ショートニング、砂糖、でん粉、乾燥ポテト、野菜ペースト・ブイヨン混合品、イースト、小麦たんぱく、食塩、酒かす、コンソメシーズニング、香味油、こしょう/調味料(無機塩等)、加工デンプン、乳化剤、香料、酸味料、(一部に乳成分・小麦を含む)

引用:glico

このようになっており、この中で気になる成分としては砂糖と食塩になります。

まず砂糖は何歳から摂取しても良いのか見ていくと、
米国心臓協会では次のように述べています。

「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。

引用:ダイヤモンドオンライン

次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用:mamasta

と言っており、米国心臓協会の提言を守ると2歳から食べても良いことになり、
虫歯を気にするのであれば3歳あたりから与えた方が良い
ということになります。

次に食塩ですが1袋34.5gあたり食塩は0.49g含まれています。
3歳あたりの子供の1日の塩分摂取量は2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満。 3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満とされておりますので、
2歳児の場合は塩分量が多いですが3歳児であればプリッツ1袋程度であれば問題ないことがわかります。

仮に1歳から与えた場合に考えられることとしては、プリッツは塩の味が濃いため
この味を覚えてしまうと薄味のものを受け付けなくなる可能性がありますし、
1歳だとまだ歯が生えそろっていませんので、噛んで食べるプリッツは1歳には早いと判断します。

どんなに早くても2歳あたりからにしておいた方が良いでしょう。

どれくらいの量食べても良いの?

3歳前後の子供がおやつとして摂取しても良いカロリーを見ていくと、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所

プリッツ1袋34gのカロリーを見てみると、
177kcalとなっています。
2歳児の場合は1袋与えると多いため、2/3袋程度で抑えておいた方が良いでしょう。
3歳児の場合は1袋与えるとちょうど良いカロリーとなります。

ジュースも一緒に与えるという場合はジュースは100mlあたり40~50kcalとなっていますので、
半袋与えてジュースも飲ませるとちょうど良いカロリーになるかと思います。

食べすぎるとどうなるの?

おやつを食べ過ぎるとおやつだけでお腹いっぱいになってしまい
晩ご飯が入らなくなる可能性があります。
1日程度なら問題はないのですが日常的になると栄養が偏ってしまい成長に影響が出る可能性があります。

逆におやつもたくさん食べるけど食事もしっかりと食べるといった場合は、
総摂取カロリーが多くなり、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが増大してしまいますので、注意が必要です。

食べさせるときの注意点は?

食べさせる時の注意点として喉に詰める恐れがありますので、
食べ終わるまで保護者の方がしっかりと見守ってください。

また、一度に口に入れてしまわないようにゆっくりとしっかり噛むように促してください。

保管場所にも注意して

子供の手の届く場所に置いておくと知らない間に勝手に食べてしまう可能性があります。
そうなると喉に詰めた時に気づかないなんてことにもなりかねませんので、
保管場所としては子供の手の届かないところでかつわからない場所に保管するようにしましょう。

アレルギーに注意して

プリッツのアレルギー成分を見てみると、
乳成分・小麦となっています。
※商品内容は変更される可能性があるため必ずパッケージをご確認ください。

これらにアレルギーがある場合は、与えないようにしてください。
おそらく3歳前後の子供なら乳成分も小麦も与えていると思いますが、
万が一初めて与えるという場合、はじめは一口与えてみて様子を見るようにしましょう。

様子は2~3時間から半日程度様子を見れば大体の場合は問題ありませんが、
中には1~2日後に発症する遅延型というケースもありますので頭に入れておいてください。
参照:うつぼ本町キッズクリニック

食べ終わったら虫歯予防をしよう

プリッツは炭水化物が多く含まれており、
炭水化物は唾液によりブドウ糖へと分解されます。
これを放置しているとブドウ糖を餌に菌が繁殖して虫歯のリスクを高めてしまいますので、
食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。

まとめ

プリッツはポッキーと違いチョコレートが含まれていませんので、
2歳の子供にも食べさせることができます。
ただし、虫歯が気になる場合は3歳あたりから食べさせるようにしましょう。

食べさせる量としては2歳児は150kcal程度、2歳児は200kkcal程度が望ましいとされていますので、
おやつの量を調節してください。

食べ終わったら歯磨きなど虫歯予防をしましょう。

ポッキーは子供は何歳からいつから食べても良いの?

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