森永製菓から出ているおっとっとはイカやヒトデ、魚などの形をしており、
楽しみながら食べることが出来るお菓子ですが、子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではおっとっとと子供について紹介致します。
おっとっとは子供は何歳からいつから食べても良いの?
おっとっと
耐えたね pic.twitter.com/7YqUq7Mjfw— 単4電池はきっと明日もつかれているから (@QLIO2bkqjikwO1D) September 10, 2023
おっとっと(うす塩)の原材料を見てみると、
乾燥じゃがいも(アメリカ製造又はオランダ製造)、小麦粉、ショートニング、とうもろこしでん粉、ホエイパウダー、植物油脂、砂糖、シーズニングパウダー(食塩、乳糖、チキンパウダー、オニオンエキスパウダー、酵母エキスパウダー(大豆を含む)、麦芽糖、香辛料 )、食塩、たんぱく加水分解物/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、貝Ca、乳化剤、膨脹剤、グルコン酸Ca、香料、カロテン色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)
引用:モリナガ
となっており、気になる原材料としては砂糖と食塩になります。
まず砂糖についてですが、何歳から与えても良いか見てみると、
米国心臓協会ではこのように述べています。
「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。 提言の冒頭では「貧しい食習慣が肥満や心疾患、高血圧、肥満と関連するがん、虫歯のリスクを増大させる」とし、子供のころからこの問題と取り組む必要があると主張している。
引用:ダイヤモンドオンライン
次に、mamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
と言っていますので、虫歯を気にされるのであれば3歳あたりから食べさせた方が良く、
虫歯はあまり気にならないという場合は、歯がおおかた生えそろう2歳半くらい(3歳前後)から食べさせても良いでしょう。
どれくらいの量食べても良いの?
量としては、カロリーと塩分量を見ていく必要があります。
まず、2~3歳のおやつとして摂取しても良いカロリーを見てみると、
2歳の子のおやつの摂取カロリーは150kcal程度、
3歳の子のおやつの摂取カロリーは200kcal程度と言われています。
参照:おつまみ研究所
おっとっとのカロリーを見てみると、
1個あたりのカロリーは1.52kcalとなっており、
1袋(26g)あたり113kcalとなっています。
カロリーだけを見ると、おっとっとを1箱食べるとカロリーの摂りすぎとなりますので、
1袋食べるとちょうど良いカロリーになるでしょう。
子供はジュースも一緒に飲む家庭も少なくないのでジュースのカロリーも見てみると、
100mlあたり40~50kcal程度となりますので、
2歳でも3歳でも1袋に加えてジュースを100ml飲んでもカロリー的には問題ありません。
では、塩分量を見てみると、
おっとっと1袋あたり0.5gの塩分が含まれています。
子供の1日の塩分摂取量は、3歳で男子で4.0g未満、女子で4.5g未満となっていますので、
1袋程度でしたら塩分の心配はする必要はないでしょう。
ですので、1回のおやつで食べても良い量としては1袋ということになります。
食べさせるときの注意点は?
食べさせる時の注意点としては、万が一喉に詰めたら大変ですので
保護者の方が食べ終わるまで見守りをする必要があります。
また、一気に食べないようにする必要がありますので、
おっとっとの場合、様々な形がありますので
知育として何の形なのかコミュニケーションを取りながら
食べさせることで勉強にもなりますし、一気食いを防ぐことができます。
食べる前に良く噛んで食べるように言うことでも喉詰めのリスクを減らすことができます。
おやつを食べ過ぎるとどうなるの?
おやつを食べ過ぎた場合、こちらの場合だとおっとっと1箱を食べるようなことをすると
お腹が満たされて晩ご飯が入らなくなる可能性があります。
1回程度ではそれほど問題にはなりませんが、
日常的になると栄養が偏りますので成長に影響を与える可能性が出てきます。
逆に、おやつをたくさん食べた上でご飯も普通に食べていると、
総摂取カロリーの摂りすぎになる可能性があります。
日常的にカロリー過多になっていると肥満や糖尿病など生活習慣病の原因になりますので注意が必要です。
アレルギーに注意しよう
おっとっとのアレルギー成分を見てみると、
乳、小麦、大豆となっています。
※内容が変わる可能性がありますので必ずパッケージをご確認ください。
3歳前後の子供だと、これらの成分はすでに摂取しており
何にアレルギーがあるのかはわかっているかと思いますが、
初めて摂取するのであれば、一口与えてみて様子を見るようにしましょう。
基本的には2~3時間程度様子を見て何もなければ問題はないのですが、
摂取後6~8時間程度で症状が現れる遅発型のアレルギーや摂取後1~2日で症状が現れる遅延型というケースもありますので、
この情報は知っておくと良いでしょう。
なお、小麦、乳。大豆にアレルギーがある場合は、おっとっとは控えてください。
保管場所にも注意して
おっとっとを子供の手が届くところに置いておくと、
知らない間に勝手に子供が食べてしまう可能性があります。
喉詰めの危険性もあるため、知らないうちに喉を詰まらせるということにもなりかねないので、
保管場所としては、子供の手の届かない場所でかつわからない場所に保管するようにしましょう。
虫歯予防もしよう
おっとっとは炭水化物に砂糖が含まれており、
これらは唾液により分解されてブドウ糖に変化します。
これをそのまま放置しているとそれを餌に菌が増殖して
虫歯のリスクが高まりますので、食べ終わったら歯磨きをするようにしましょう。
歯磨きが難しいようならうがいだけでもするようにしましょう。
まとめ
おっとっとには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会の提言に従えば2歳から食べることが出来ると言うことになりますが、
こちらでは歯が生えそろう3歳前後から食べさせることを推奨します。
食べさせる量については1袋であれば、おやつとしてちょうど良い量になりますので、
1回のおやつとしては1袋与えると良いでしょう。
食べた後は、歯磨きなど虫歯予防をするようにしましょう。