アース製薬から出ているアースジェットは虫に直接スプレーして駆除するものですが、
部屋にまく方法でも効果はあるのでしょうか?
こちらではアースジェットを部屋にまく方法について紹介致します。
アースジェットを部屋にまく方法は効果ある?
虫を見失ってしまった時、アースジェットしかなく
部屋中にまくということがあると思いますが、この方法で虫が死に至るかどうかは、
空気中を有効成分が飛散している間に虫がアースジェットを吸ってくれた場合は
死に至ります。
ただし、ドアや窓は閉め切った状態で行なうようにしてください。
虫がどこか有効成分が届かないような場所に隠れている場合は、効果がありません。
空気中の飛散が落ち着けば、効果はなくなりますので、虫がそのときに出てきたら、
また元気に動き回ったり飛び回ったりするかもしれません。
アースジェットの仕組みは?
アースジェットの仕組みとしては、有効成分はピレスロイド系の成分で
この成分が虫の体内に入ると神経が麻痺して死に至ります。
また、油分が虫の呼吸口である気門を塞ぐことによって呼吸できなくすると言う仕組みになっています。
ですので、アースジェットの成分が少量でもいいので虫に付着すると効果を発揮するのですが、
アースジェットを部屋にまいてもずっと成分が空気中を漂うことはなく、
短時間で床などに振り落ちてしまいますので、そうなると飛ぶ虫の場合は普通に飛んだりします。
成分が長く持続するものもある
虫によって効き目は異なりますが、蚊がいなくなるスプレーというものがあります。
これは、プッシュすると壁や床などに成分が付着するように作られており、
付着したところに虫が止まれば、駆除できるという商品です。
もし虫を見失うのが怖い場合は、蚊がいなくなるスプレーも用意しておいた方が良いかもしれません。
蚊だけでなく、蛾やゲジゲジ、ムカデ、ハエなどにも効果がありますので
幅広く使用出来るかと思います。
他にも部屋全体に効果がある商品としては、ゴキブリムエンダーやアースレッド、バルサンなどがあります。
アースレッドとバルサンは燻煙タイプの殺虫剤で、部屋全体に成分を行き渡らせます。
ゴキブリムエンダーは燻煙タイプではありませんが、燻煙タイプと同じように部屋全体に成分を行き渡らせますので、虫を見失った際に有効でしょう。
虫を見失ってしまったら?
アースジェットを部屋にまいても虫を駆除できているか心配な場合、
多くの虫の場合、人体に影響はないと思います。
人体に影響がありそうな虫としては、蚊、ムカデ、蜂程度でしょう。
蚊、ムカデ、蜂を見失ってしまったら、早急になんとかしないと刺してくる可能性がありますので、
蚊がいなくなるスプレーやゴキブリムエンダーで対処すると良いかと思います。
また、ゴキブリなどを見失った場合、ゴキブリは害虫でも衛生害虫で人体に危害を加えてくることはないのですが、
気持ち悪い場合は、ゴキブリムエンダーを使用することで解決出来るかと思います。
アースジェットしかない場合は、とりあえず部屋を閉め切って、部屋全体に振りまいて様子を見るしかありません。
それでも気になると言う場合は、ゴキブリムエンダーなどがドラッグストアなどで販売されていますので、
買ってきて対処するしかないでしょう。
まとめ
アースジェットを部屋全体に振りまくのは、効果があるときとないときがあります。
有効成分が虫の体内に入らないと効果がなく、アースジェット自体も長時間空気中を漂う殺虫剤ではありませんので、
部屋の隅やタンスなどの裏側に逃げられでもしたら、成分が届かなく効果がない場合があります。
どうしても気になると言う場合は、蚊がいなくなるスプレーかゴキブリムエンダーがあれば
部屋の隅々まで有効成分が行き渡りますので、体外の隠れている虫に対しても効果があるかと思います。