夏から秋にかけて蚊対策としてアースノーマットを使う家庭も多いかと思いますが、
熱帯魚や金魚などの水槽がある部屋でアースノーマットは使用しても良いのでしょうか?
こちらではアースノーマットと熱帯魚などの魚について紹介致します。
アースノーマットは熱帯魚や金魚に影響はあるの?
アースノーマットのFAQを見てみると、
金魚や熱帯魚がいる部屋で使っても、通常は問題ないものと思われます。基本的には大丈夫だとは思われますが、密閉された場所で長時間使い続けると、悪影響が出る可能性も考えられますので、時々(1~2時間ごと)換気をしてください。
「アースマット マイルド」の殺虫成分(ピレスロイド系)は哺乳動物や鳥類には安全性が高いのですが、虫および魚・エビなどの水棲動物には毒性が強いのです。ただ、煙や霧がいっきに出る殺虫剤と違い、蚊取り用殺虫剤は成分濃度が薄いため、ときどき換気しながら使えば、問題はないものと思われます。
引用:アース製薬
と書いてあります。
1~2時間ごとに喚起を行なえば問題ないものと思われますと言っています。
大丈夫と断定しているわけではないので、絶対に大丈夫かは定かではありませんが、
通常の使い方及び喚起をしていれば問題はないのでしょう。
アースノーマットの主成分はピレスロイド系の成分で、
この成分が蚊などの体内に入ると神経が麻痺し呼吸が出来なくなり死に至ります。
虫にとって有毒ですが、ピレスロイド系の成分はは虫類や両生類、魚類、エビにも有毒な成分で、
ピレスロイド系の成分の量が多いと影響がでます。
蚊取り線香はNG
アースノーマットは熱帯魚や金魚の水槽がある部屋で使用しても換気さえしておけば、
問題がないというようなことが書かれていましたが、
KINCHOの蚊取り線香は、
カブトムシやスズムシなど、昆虫を飼育しているお部屋では使用しないで下さい。
昆虫以外にも、魚類(熱帯魚や金魚など)、両生類、爬虫類などを飼育しているお部屋でも使用しないで下さい。
引用:KINCHO
と書いてあります。
どちらも似たような蚊を駆除するグッズなのですが、蚊取り線香の方は
煙が出るため、その煙は二酸化炭素などから構成されていますので、
水に溶けやすいので、熱帯魚などの水槽がある部屋での使用は禁止されているものだと思われます。
その他、ピレスロイド系で言うと、蚊がいなくなるスプレーや
キンチョールやゴキジェットなどの殺虫スプレーなどもピレスロイド系の成分を主体としていますので、
水槽のある部屋での使用はやめておいた方が良いでしょう。
蚊対策はどうしたらいいの?
蚊対策にピレスロイド系の殺虫剤を使用すると熱帯魚や金魚、エビなどに影響が出る可能性があります。
アースノーマットは喚起を行なっておけば問題はなさそうですが、
それでも気になる方は気になるかと思いますので、そういう場合は、ピレスロイド系の蚊対策グッズを使用するのではなく、
それ以外のもので蚊の駆除を行なった方が良いでしょう。
最近流行っているのは、UVライトで蚊を誘引して熱や匂いで蚊を駆除する商品があります。
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これだと、ピレスロイド系の成分は使用していませんので、
水槽のある部屋で使用しても何の問題もありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピレスロイド系の殺虫グッズは虫だけでなく、は虫類や両生類、魚類にも影響を及ぼす可能性があるのですが、
アースノーマットの公式によると、1~2時間ごとに換気を行なっておけば、問題はないと思われます。
という表現をしているところから、おそらく問題はないのでしょう。
ですが、ピレスロイド系の成分が気になると言う方は、
上記で紹介したようなピレスロイド系ではない蚊対策グッズを使用すると良いかと思います。