夏から秋にかけて蚊対策のために蚊取線香を焚く家庭は多いと思います。
ゲジゲジも特に活動的になるのが6～9月ですが、蚊取線香はゲジゲジにも効果はあるのでしょうか？
こちらでは蚊取線香とゲジゲジについて紹介致します。
蚊取線香はゲジゲジに効果はあるの？
蚊取線香の主成分はピレスロイドと呼ばれる成分で、
虫の体内にこの成分が入ると神経を麻痺させて呼吸が出来なくなり、蚊の場合は死に至ります。
ところが、ムカデなどのように大きな個体の場合は、嫌がりはする物の死には至りません。
蛾に至っては効果すら感じません。
ゲジゲジはどうなのかというと、体長が2～4cm程度あり
個体によっては弱らすまでは行くかと思いますが、死には至らない可能性が高いです。
ゲジゲジの体格が大きければ大きいほど効果は感じられなくなるでしょう。
ですので、蚊取線香はゲジゲジに効果はあるのかというと、
体格によって効果があるものと効果が感じられない物に分かれるといったところでしょう。
いずれにせよ、ゲジゲジにとってピレスロイドは猛毒ですので、
少なからず弱らせることはできるかと思います。
蚊取線香を焚くメリット
殺虫スプレーの場合、出てきたゲジゲジに対して吹きかけるため、
隠れているゲジゲジの対策にはなりません。
蚊取線香は冷蔵庫の裏やタンスの裏など部屋の隅々まで効果を発揮してくれますので、
隠れているゲジゲジに対しても弱らせる程度の効果はあるでしょう。
ピレスロイドを嫌がって隠れているゲジゲジが出てくるかもしれません。
ですので、ゲジゲジに対して蚊取線香は一定の効果は期待できるかと思います。
ゲジゲジはどうやって家の中に侵入するの？
基本的には外で生活しているゲジゲジですが、餌を求めて家に侵入してくることがあります。
その侵入口としては、玄関の隙間やサッシの隙間などから侵入するのが一般的です。
基本的にジメジメとしたところを好みますので、お風呂場で目撃するというのもよくあることです。
他に対策はあるの？
出てきたゲジゲジに対してはキンチョールのような殺虫スプレーをかけると駆除できますが、
隠れているゲジゲジに対しては蚊取線香を焚く他に、
アロマが有効的と言われています。アロマの香りとして有効なのがハッカ油やヒノキ油が有効的です。
そもそもゲジゲジを家に入れたくないと言う場合は、
侵入しそうな場所にゲジゲジを寄せ付けないスプレーを吹きかけておいたり、
散布するタイプの防虫剤殺虫剤などが有効です。
このような商品はホームセンターなどで販売されていますが、
通販でも販売されており、ゲジゲジ専用のものはおそらくありませんが、ムカデなどを寄せ付けないもので対応できますので、参考までに紹介しておきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
蚊取線香はゲジゲジの駆除にまではいく可能性は低い物の
ある程度効果は望めます。
殺虫スプレーとの違いは冷蔵庫やタンスの裏などにも有効成分が行き渡るため、
隠れているゲジゲジを弱らせたり、見えるとことまでおびき出したりすることができるところでしょう。
そもそもゲジゲジを家に入れたくないと言う場合は、侵入経路をふさいだり、
ジメジメと湿気のあるところを作らないと言う他に、
侵入経路あたりに殺虫剤を散布したりすることで、ある程度侵入を防ぐことができますので、
そういった対策グッズを使用するのも一つの方法だと思います。
