ヨーグレットは昔からあり、今もなお人気の商品ですが
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは、子供とヨーグレットについて紹介致します。

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子供はヨーグレットを何歳からいつから食べてもいいの?


まず、ヨーグレットの原材料を見てみます。

砂糖(国内製造)、濃縮ヨーグルト、ヨーグルトパウダー、植物油脂、ゼラチン、ビフィズス菌/骨カルシウム、酸味料、乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆・ゼラチンを含む)

引用:meiji

というように砂糖が一番多く入っています。
なお、1箱(18粒)中に糖類は25.8g含まれています。
1粒当たり、およそ1.4gの糖類が含まれていることになります。

では、子供は何歳から砂糖を摂取して良いのか見ていくと、
米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online

こちらは清涼飲料のことを言っていますので、ヨーグレットには当てはまりませんが、
添加砂糖と捉えるとヨーグレットなどのように砂糖が含まれたお菓子はなるべく控えた方が良さそうです。

この添加砂糖というのをヨーグレットにも当てはめて考えると、食べれるのは2歳からということになります。

砂糖のことを気にせず与えるとしたら、
一般的に歯が生えそろい出すのが1歳半と言われていますので、
早くても1歳半あたりから食べさせた方が良さそうです。

ただし、砂糖の入っているもの、いわゆる甘い物は虫歯の要因となりますので、
その視点でも見ていかなければなりません。

mamastaというサイトを見てみると歯科衛生士の方が次のように述べています。

歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。

引用:mamasta

虫歯のことを考えるのであれば、3歳あたりから食べさせた方が良さそうです。

まとめると、米国心臓協会の提言を守ると2歳から食べて良いということになり、
早めに食べさせたいということであれば、歯がそろう時期である1歳半あたりから。
虫歯を気にされるのであれば、3歳あたりから与えるのが望ましいという結果になります。

どのくらい食べさせてもいいの?

母子栄養協会を見てみると、
1~2歳の子供のおやつはだいたい1回の食事の1/3~1/4くらいと言っています。
カロリーで言うと、1~2歳は135(女児)~140kcal(男児)と言っています。
参照:母子栄養協会

ヨーグレットのカロリーを見てみると、
1箱(18粒)あたり111kcal含まれています。
参照:meiji

1粒あたり約6.1kcalとなります。

母子栄養宇協会に合わせると、
おやつが1回だとしたら、1箱食べれる計算になります。
おやつが2回の場合は、その半分である9粒食べれる計算になります。

ただし、おやつは基本的には補食と呼ばれており、
食事で摂る栄養を補うものですので、ヨーグレットだけをおやつにすると
栄養に偏りが見られるので、お勧めではありません。

ここからは個人的意見になりますが、
おやつに、例えば鉄分などの含まれた赤ちゃんせんべいやバナナやリンゴなどの果物にするのが、
ヨーグレットを与えるよりは健康的なのでしょうが、
ヨーグレットを与えたいと思って、こちらの記事を見ているでしょうから、
ヨーグレットをどのくらいの量与えても良いかを導き出すと、
おやつが2回であれば、1回はバナナ1/2本にして、
もう1回をヨーグレットにすると、ヨーグレットは9粒程度は食べれることになります。

ヨーグレットは6粒がひとまとまりになっており、それが3枚入っているため、
切りよくするには6粒与えるのが良いかもしれませんね。

ここでもう一度言いますが、おやつは食事を補う物ですので、
砂糖菓子ばかりを食べさせるものではないというところに注意してください。

また、ヨーグレットなどの砂糖の含まれた甘いお菓子をダラダラと食べさせると
虫歯の原因になりますので、注意してください。

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砂糖を摂り過ぎるとどうなるの?

たまに過剰摂取する分には特に問題はないのですが、
日常的に過剰摂取になっていると、
今回の場合ですとヨーグレットを1日1箱食べるなどの行為、

これを毎日続けると肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。

さらに、心臓病のリスクも増大するようです。
参照:アスゲン製薬株式会社

なお、清涼飲料、乳飲料、菓子パンなどにもたくさんの砂糖が含まれています。
特に飲み物から砂糖を摂取すると、すぐに砂糖の過剰摂取になってしまいますので、
清涼飲料及び、乳飲料は極力与えない方が良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ヨーグレットは子供にいつから食べさせて良いのかは、各家庭の判断となりますが、
早くても歯がそろってから与えた方が良いでしょう。

虫歯などを気にされるのであれば、3歳あたりまでは砂糖の含まれたお菓子は控えた方が良いです。

どれくらい食べれるかについては、
おやつは栄養補給と捉えると、一つのものばかりを与えるよりも、
栄養の含まれたお菓子、赤ちゃん用のお菓子などはそのような商品がたくさん販売されていますので、
そういったものを組み合わせて栄養を摂っていった方が良いでしょう。

おおまかに、カロリーで言えば1~2歳児は135~140kcal程度で、
1日に2回おやつを与えるとしたら、1回のおやつにつき67.5~70kcal与えると良いです。
市販のお菓子にはカロリーが表示されていますので、それを目安に与えると良いでしょう。

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