ザクロやパイナップル、マスカットなどいろいろな味のある美酢(ミチョ)ですが、
子供は何歳からいつから飲んでもいいのでしょうか?また、飲める歳になったらどのくらいの量飲んでもいいのでしょうか?
こちらでは子供と美酢(ミチョ)について紹介致します。

スポンサーリンク

子供は美酢(ミチョ)を何歳からいつから飲んでもいいの?

美酢(ミチョ)の原材料を見てみると、

フラクトオリゴ糖、ざくろ酢、ざくろエキス/酸味料、香料、甘味料(ステビア抽出物)

引用:CJ FOODS

このようになっています。
上記はざくろ味ですが、どの種類も似たような原材料になっています。

この中で気になるのは糖類となります。
ザクロ味の美酢(ミチョ)には1杯200mlあたり15.2g含まれています。

オリゴ糖は砂糖とは異なりますが、
米国心臓協会によると
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online

と言っています。
清涼飲料の定義を見てみると、

乳酸菌飲料、乳及び乳製品を除いたアルコール分を含まない(アルコール分1%未満)飲用の液体物のことである。

引用:wikipedia

この定義から行くと美酢(ミチョ)は清涼飲料にあたりますので、
米国心臓協会の提言からいくと2歳から飲めるということになります。

ただ、添加砂糖ではないため、もう少し早くから飲むことが出来るかもしれません。
フラクトオリゴ糖は虫歯になりにくいということですから、砂糖とは違いますね。

とりわけこちらでは米国心臓協会の提言に従い美酢(ミチョ)は2歳から飲めるということにしておきます。

美酢(ミチョ)の飲み方としては、水で割ったり、炭酸や牛乳で割るのが一般的なようです。
いずれの割り方も2歳からなら特に問題はありません。

どのくらいの量飲んでもいいの?

どのくらいの量飲んでもいいかについてですが、
米国心臓協会はこのように述べています。

小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。

引用:DIAMOND online

清涼飲料は1週間に236ml以下にすべきと言っています。
1日単位に直すと33.7ml以下しか飲むことができません。

となると、美酢(ミチョ)は毎日飲むものではないということになります。
米国心臓協会に従えば、3日に1度100ml与えるか、1週間に1度200ml程度与えると
米国心臓協会の提言を守ることができます。

スポンサーリンク

あと、気にしなければならないのがカロリーでしょうか。
フラクトオリゴ糖は、通常の砂糖と比べて甘みが半分くらいしかないため、
砂糖と同じ程度の甘みを出すためには砂糖の倍程度の量が必要になるため、
必然的にカロリーも高くなってしまいます。
また、牛乳で割ると牛乳のカロリーも加わるため、よりカロリーは多くなってしまいます。

1~2歳児のおやつなどから摂取するカロリーは母子栄養協会によると、
150kcal程度をおやつで補うと言っています。
参照:母子栄養協会

美酢(ミチョ)のザクロ味ですと50mlあたり61kcalあり、
これを牛乳で割ると4倍希釈として牛乳150mlになりますので、
牛乳のカロリーは77kcal。合わせて138kcalとなります。
参照:fatsecret

カロリーの観点だけで見ると牛乳で割った場合は、1日1杯まではおやつ代わりとして摂取しても良いことになります。
ですが、子供はおやつも食べるかと思いますので、
牛乳で割った場合はおやつとして摂取するカロリーをオーバーしてしまう可能性があります。

ですので、1~2歳児の場合は牛乳で割らずに水か炭酸水で割って与える方がカロリー的には好ましいでしょう。

3~5歳になると、200~250kcalをおやつとして摂取出来るようになります。
こうなると牛乳で美酢(ミチョ)を割ったとしても、おやつも食べれる数値になっています。

ただし、米国心臓協会に従えば、3日に1度100mlか1週間に1度200ml程度を摂取する
というのが、健康には良いと考えます。

美酢(ミチョ)の摂りすぎはどうなの?

美酢(ミチョ)は砂糖が入っていなくて、フラクトオリゴ糖が入っています。
オリゴ糖のメリットとしては、

  • 虫歯になりにくい
  • 腸内の善玉菌のエサになる
  • 便秘解消

などのようなメリットがありますが、上記に記したようにオリゴ糖は砂糖の半分程度の奄美市かないため、甘くするには、砂糖の倍程度の量を入れなければいけなくカロリーが高くなると言うデメリットがあります。
美酢(ミチョ)自体は1杯50mlあたり61kcal程度あります。(4倍希釈で200ml)

ですので、美酢(ミチョ)を摂取しすぎるとカロリー過多になり肥満の原因に繋がる可能性があります。

また、美酢(ミチョ)を摂りすぎることによって、普段の食事が入らなくなり
栄養不足を招く恐れがあります。

ですので、美酢(ミチョ)の摂りすぎだけではないですが、
何事も摂りすぎには注意してください。

人工甘味料はどうなの?

美酢(ミチョ)にはステビアという人工甘味料が含まれています。
このステビアという甘味料は妊娠中に摂取し続けると生まれてくる子供に
肥満などの影響が出ると言われていますが、
母親の影響はごくわずかだったそうです。
参照:LINK de DIET

胎児には影響が出る可能性はあるが、子供が摂取しても他の人工甘味料と比べて
安全性は高いようです。

ですので、特に子供が摂取したとしても心配する必要はなさそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
美酢(ミチョ)は米国心臓協会に従えば2歳から与えることが望ましいようです。
飲む量については清涼飲料にあたりますので、米国心臓協会に従えば、
3日1度100ml与えるか、1週間に1度200ml与えるのが良さそうです。

カロリーの観点だけで見ると、1日1杯(ただし牛乳で割らないこと)程度なら
問題はなさそうなので、このあたりについては各家庭に委ねられることになります。

ですので、こちらの記事は参考程度にとどめておいてください。

スポンサーリンク