マンジュウヒトデという星形のクッションのようなヒトデが存在します。
ヒトデやなまこにはサポニンという毒があるのですが、それを食べた人がいますので
その方の意見などを紹介致します。
マンジュウヒトデには毒がある
マンジュウヒトデには先ほども書きましたがサポニンという毒があります。
その毒を舐めると喉がいがいがするようです。
マンジュウヒトデのサポニンは食べちゃいけないというくらい強烈なんだとか。
なお、wikipediaによるとサポニンには経口毒性があり、蕁麻疹や多形滲出性紅斑を起こすそうです。特に強い毒性のものはサポトキシンと呼ばれているそうです。
参照:wikipedia
ただ、この毒は水に溶けるので湯がけば抜けていくんだとか。
マンジュウヒトデの調理方法は?
まず、生では絶対食べないようにとのことです。
これは毒があるからです。
素潜り漁師マサルさんという方が以前オニヒトデを生で食べたら、
10日間お腹を壊したそうです。
捌き方は包丁で頑張ったら切れるみたいですが、
上の部分は石のような感じで硬く、まるで軽石を触っているような感触らしいです。
ですので、おそらく切ったら包丁がかけて切りにくくなるかと思います。
鍋に水を入れてマンジュウヒトデが入る大きさに切って、
湯がきます。
湯がいたらお湯がオレンジ色になり中が全く見えなくなります。
おそらくサポニンが全部出ているのでしょう。
このお湯のにおいはカニのようなにおいがするそうです。
湯がいた後、表面部分を良く洗うと、表面部分はどんどんと取れていきますので、
完全に取っていきます。
取れたら、中に卵がある場合はそれを出して
別皿に入れていきます。
このままだと大きいため食べれないため、
横から半分に切っていき、小さくスライスしていきます。
マサルさんの動画では湯がいた物と、醤油で甘辛く煮たものを作って
お皿に盛っていました。
他にも調理方法は色々とあるんでしょうが、何をしても同じような味になりそうです。
いざ実食
マサルさんはまず湯がいただけのものを食べていましたが、
第一声は「びっくりした~!めちゃめちゃまずいな」と言っています。
食感はざくざくのゼリーのようで、味はほとんどないそうですが、
若干の旨みと死臭みたいな味がするそうです。
この時点でやばい食材?なのがわかりますね。
動画の冒頭でも言ってましたが、皆さんは絶対にまねしないようにとのことです。
次に煮付けを食べていましたが、こちらは身体が受け付けない味がするそうです。
硬い部分を取り切らないと歯触りがじゃりじゃりと砂みたいな感じがして、
そこに死骸臭みたいな風味が突き抜けてくるようです。
どうやら皮が非常に臭いみたいです。
お次は別皿に盛った卵(茹でただけの奴)。
これはゲテモノ界で言うなれば、悪くない味がするそうです。
オニヒトデと同じ感じなんだとか。
具体的に語っており、オニヒトデからサポニンが抜けたような味らしい。
具体的に言われてもわからないのですが、この方普通食べない様な物をたくさん食べているので。
調理から食べている様子を映した動画がこちら
マンジュウヒトデを食べる
オニヒトデを食べる
マンジュウヒトデってどこで買えるの?
マンジュウヒトデは美ら海水族館にいっぱいいるそうなので、見たい方は美ら海水族館に行けば見られます。
どこで売っているかというとネット販売されていました。
お値段は大きさによって変わってくるようですが、だいたい4000円前後といったところでしょうか。
多くの方は食べる目的ではなく見た目のかわいさからペットや観賞用として購入されるそうです。
結論
ヒトデ類全般的にそうなんですけど、マンジュウヒトデは食べ物ではありません。
ですので、動画の冒頭でも言っていましたが、絶対にまねしないでください。
びっくりするほどまずいらしいので。