もんじゃ焼きは月島の駄菓子屋の前で手頃なおやつとして売られていたものですが、
子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?塩分が気になるところです。
こちらでは子供ともんじゃ焼きについて紹介致します。
もんじゃ焼きは子供は何歳からいつから食べても良いの?
結論を言うと、もんじゃ焼きは離乳食が完了しパクパク期が始まる
1歳から1歳半あたりから与えても構いません。
火傷しないようにと与える量にだけ注意してください。
離乳食期に与えるとどうなるの?
離乳食期にもんじゃ焼きを与えると味が濃いため、
離乳食を食べなくなる可能性があります。
塩分も多く含まれていますので、
1歳になるまでは控えた方が良いでしょう。
どれくらいの量食べても良いの?
1~2歳の1日の塩分摂取量は
男子 3.0g未満
女子 3.5g未満
3~5歳では
男子 4.0g未満
女子 4.5g未満
となっています。
参照:NHK
もんじゃ焼きの塩分量を見てみると、
1人前542.7g(478kcal)あたり3.91gの塩分が含まれています。
参照:カロリーSlism
次に1~2歳の1食の摂取カロリーを見てみると、
300kcal程度となっており、
3~5歳では400kcal程度となっております。
カロリーだけを見ると
1~2歳の子供はもんじゃ焼きを2/3人前程度食べても良いのですが、
それだと1食で塩分を2.6g程度摂取することになります。
10キロ前後の1歳児は塩分を5~6g一度に摂取すると中毒症状が出るとされているため、
この量だとかなり塩分を摂り過ぎていることになります。
ですので、塩分のことを考えるともんじゃ焼きは
食べたとしても1/3人前程度でとどめておいた方が良いでしょう。
3~5歳の場合は、食べたとしても2/3人前程度でとどめておいてください。
足りないカロリーは塩分が入っていないあるいは少なめのタンパク質などで
補うとバランスの良い食事になります。
塩分を摂り過ぎるとどうなるの?
たまにもんじゃ焼きを食べる程度でしたら特に問題になることはないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると将来の高血圧症やむくみの原因になってしまいますし、
心臓や腎臓にも負担をかけてしまいます。
ですので、早い時期から食育として薄味のものに慣れさせておいた方が良いです。
塩分を普段から多く摂取していると大人になっても濃い味のものを好むようになるので注意してください。
塩分を摂り過ぎている時の対処法は?
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg
干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには制限がかけられていない限り摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
与える時の注意点は?
1~2歳児に与える場合は、
例えばシーフードのもんじゃ焼きなどよく噛まないといけないものが入っている場合は、
あらかじめ細かく刻んで与えるようにしてください。
また、焼きたてを与えると火傷をする可能性がありますので、
十分冷ましてから与えるようにしましょう。
アレルギーに注意して
もんじゃ焼きは小麦が必ず入ってきますし、
ソースを使うのが主流になっていますので、ソースのアレルゲンにも注意しなければいけません。
ソースのアレルゲンを見てみると、
種類によって違いはありますが、おたふくソースの場合だと、
小麦、大豆、鶏肉、豚肉、もも、りんごが含まれています。
シーフードのもんじゃ焼きだと海老が入ってくることも多々ありますので、
エビにも注意しなければいけません。
食物アレルギーを持っている場合は、
与える前に何のアレルゲンが入っているかを必ず確認してください。
まとめ
もんじゃ焼きは離乳食が完了してパクパク期が始まる
1歳から1歳半あたりから与えることができますが、
塩分量が多いため、与えすぎに注意してください。
上記に1日の塩分摂取量を記載しましたが、
塩分量をたまに多少オーバーするくらいでしたら問題ありません。
ただし、日常的に塩分を多く摂取していると
将来の高血圧症やむくみのリスクが高まりますので、
早い段階から食育として薄味のもので慣れさせておいた方が良いです。