たくあんは塩分が高そうですが、子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらではたくあんと子供について紹介致します。

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たくあんは子供は何歳からいつから食べても良いの?

たくあん

たくあんの塩分を見てみると、1切れおよそ0.23gとなります。

1~2歳児の1日の塩分摂取量を見てみると、男子3.0g未満、女子3.5g未満。 3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満となっています。
参照:KIDS REPUBLIC

これを1食分に換算すると1~2歳児は男子1g、女子1.16g。
3~5歳では男子1.33g、女子1.5gとなります。

1歳の子供の場合、離乳食がまだ続いているか卒業するかくらいなので、
まだ味の濃いものには慣れていないかと思います。
そこにたくあんを与えると、味の濃い物を覚えてしまい薄味のものを受け付けなくなる可能性があります。
ですので、1歳の子にはまだ早いかと思います。

では2歳ではどうかというと、通常の食事をしていることと歯がある程度生えている状態ですので、
与えるとしたら2歳から与えた方が良いでしょう。

しっかりと噛むことを考えると歯が生えそろう2歳半から3歳半あたりに与えると良いかと思います。

どれくらいの量与えても良いの?

たくあん1切れの塩分は0.23gとなっており、
2歳児は1食につき男子1g、女子1.16gとなっていますので、
与える量としては1切れが妥当であると考えます。

3~5歳児は1食につき男子1.33g、女子1.5gとなりますので、
他の食事の塩分量にもよりますが、与えるとしたら2切れ程度なら与えても問題ないでしょう。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩分を日常的に過剰摂取していると、高血圧のリスクが高くなります。
高血圧はすぐに発症するわけではなく将来的に高血圧になるリスクが高まります。

高血圧になると動脈硬化になりやすく、動脈硬化になると脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、眼底出血などの原因になります。
参照:国立循環器病研究センター

ですので、子供のうちから塩分の量を意識した食生活を送る必要があります。

与える時の注意点は?

喉に詰める可能性がありますので、保護者の方が見守りを行なうようにしてください。

リスクを軽減するには細かく刻んで与えるというのも良いでしょう。

3歳前後になると歯が生えそろいますので、刻まなくても噛めると思いますが、
一気に口の中に入れてしまう恐れがありますので、ゆっくりと食べることと、しっかりと噛んで食べることを促してください。

まとめ

たくあんは味の濃い食べ物になりますので、1歳になりたての子供に与えると
その味に慣れてしまい薄味のものを受け付けなくなる可能性がありますので、
1歳の子供にはまだ早いと判断します。

2歳になると大人と同じ食事になるかと思いますので、
たくあんを与えても構いませんが、与えすぎると塩分の摂り過ぎになってしまいますので、
与えたとしても1切れ程度で抑えておいてください。

3歳になると塩分摂取量も増やせますので、2切れ程度までなら与えても構いませんが、
子供のうちから塩分摂取量はひかえめにしていた方が将来の健康のために良いです。

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