アース製薬から出ているアースジェットはハエや蚊を駆除する駆除剤ですが、
人体への影響はあるのでしょうか?
こちらではアースジェットの人体への影響について紹介致します。
アースジェットは人体への影響はあるの?
アースジェットの有効成分はピレスロイド系の成分であるフタルシリンとヘノトリンからなります。
いずれもピレスロイド系で、この成分が虫の体内に入ると神経が麻痺して死に至ります。
では、人間の体内に入るとどうなるかというと、
人間などの温血動物はピレスロイド系の成分を分解する酵素を持っているため、
体内に入ってもすぐに分解無毒化されて排出されますので、特に影響はありません。
参照:KINCHO
ですので、有効成分であるピレスロイド系は人体に影響はありません。
次に、アースジェットの成分を見てみると、
1号灯油、LPC、DME、他1成分
となっており、これはゴキジェットプロと同じ成分が使われています。
こちらも少量吸い込んだ程度では人体に影響が出ることはありません。
ただし、口につけて多量に噴射するなどすると人体に何か影響は出る可能性がありますので、
通常の使い方ではない使い方はしないでください。
たまにピレスロイド系の成分に敏感な人もいる
たまにピレスロイド系の成分に敏感な人がおり、
吸い込んだりすると、舌や口の中がピリピリしたり、喉がイガイガしたり痛くなったり、
息苦しく感じたりする場合があります。
ですが、これは一時的なもので時間が経てば治まります。
KINCHOにピレスロイドについて確認しました。
ですので、人体への影響というと敏感な人に一時的に影響が出るという感じになります。
万が一時間が経っても症状が治まらない場合は、アースジェットを持って病院で診てもらうようにしましょう。
極稀にアレルギー反応を起こす人がいる
非常にレアなケースですが、ピレスロイド系の成分にアレルギー反応を示す人がいます。
症状としては、じんましんが出たり呼吸困難などアナフィラキシー症状が出るようです。
ただし、先にも述べたように非常にレアなケースで今までにアレルギー症状が出たという問い合わせは来たことがない
と言っていることから、アレルギーに関しては特に心配する必要はなさそうです。
まとめ
アースジェットの主成分はピレスロイド系の成分で、
人間の体内に入っても分解酵素を持っているため、すぐに分解無毒化されて排出されますので、
人体に影響はほとんどありません。
ですが、たまにピレスロイド系の成分に敏感な人もいて、
その場合、一時的に上記で述べたような症状がでることがあります。
ただし、時間が経てば治まりますので、こちらも特に心配はいりません。