オランジーナはオレンジの炭酸飲料ですが、子供は何歳からいつから飲めるのでしょうか？
また、飲める歳になったらどのくらいの量与えてもいいのでしょうか？
こちらでは子供とオランジーナについて紹介致します。
子供はオランジーナを何歳からいつから飲めるの？
オランジーナの夏限定パッケージが登場！！
ちょっと欲しい人RT pic.twitter.com/3bVV7qeJDb
— 高校生はめちゃすげぇ！！ (@silexohitih) March 29, 2022
オランジーナには砂糖が含まれていますので、いつから飲めるのかについて知るには
砂糖をいつから摂取しても良いのかを見ていく必要があります。
米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照：DIAMOND online
ということなので、オランジーナを何歳から飲めるのかについては、
2歳からということになります。
続いて、mamastaというサイトを見てみると歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用：mamasta
虫歯が気になる場合は3歳あたりから飲ませた方が良いでしょう。
炭酸自体は子供が興味を持ち始めてからで良いので、
炭酸についてはいつでも構いません。
どれくらいの量飲ませてもいいの？
オランジーナ（420ml）ペットボトル1本分に砂糖は44.94g含まれています。
ただし、果実が入っていますので、砂糖の量は多少少なくはなるかと思いますが、
おおまかにこの程度入っていると思っていただいて良いでしょう。
※果実の糖類を除くと20.58gの砂糖が含まれています。
米国心臓協会では、小児は1日の添加砂糖を25g以下と言っていますので、
これに照らし合わせると、オランジーナを1本飲むと砂糖の過剰摂取に当たってしまいます。
例えば、1日に100mlにした場合、砂糖は10.7g摂取することになるので
問題なさそうに見えますが、子供はジュースの他におやつもたべるでしょうから、
おやつに含まれる砂糖も入れると簡単に上限を超えてしまいます。
一部ですが、おやつに含まれている砂糖の量を見てみると、
ショートケーキ（100g）に砂糖32g程度
あんぱん（80g)に砂糖26g程度
大福（70g）に砂糖12g程度
シュークリーム（70g）に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照：いずみ中央歯科医院
プリンやアイスを1個たべただけで16gもの砂糖を摂取することになりますので、
オランジーナを100mlでも飲んでしまうと上限を簡単に超えてくることがわかります。
米国心臓協会ではこのようにも述べています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5％未満とし、清涼飲料については、1週間（1日ではない）の摂取量を236mL以下に制限。
オランジーナは清涼飲料にあたりますので、1週間に236ml以下に制限するように言っています。
1日単位で表すと33.7mlしか飲むことができません。
つまりオランジーナは毎日飲むようなものではないと言うことです、
1週間で236ml以下という制限を超えないようにするには、
3日に1度100ml与えるか、1週間に1度200ml程度与えるようにすれば、
制限を超えることなく量的にも満足いく量が飲めるかと思います。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの？
1週間に1度などたまに砂糖を過剰摂取したとしても問題はないのですが、
毎日摂取するなど日常的に過剰摂取していると、
肥満のリスクや糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増加します。
それだけでなく、心臓病のリスクも増加すると言われています。
参照：アスゲン製薬株式会社
特にカルピスにしてもコーラにしても清涼飲料にはたくさんの砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会の制限を守ることが大切だと思います。
なお、菓子パンにもたくさんの砂糖が使用されていますので、
菓子パンも控えるようにした方が良いです。
オランジーナには砂糖不使用のものがある
オランジーナにはフリースパークリングという砂糖不使用でありながら人工甘味料も使用していない製品があります。
これだと、果実からの糖質というものはありますが、添加砂糖が含まれていないため、
子供に与えるならこちらのフリースパークリングの方が健康に良いです。
清涼飲料でありながら添加砂糖が使用されていませんので、
飲む量もあまりこだわらなくても良いかと思います。
フリースパークリングはファミリーマートなどで販売されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
オランジーナには砂糖が含まれていますので、
米国心臓協会の提言に従えば、2歳から飲めるということになります。
虫歯が気になるという場合は3歳あたりから飲ませると良いでしょう。
量については、毎日与えるようなことはせず、3日に1度100ml与えたり、
1週間に1度200ml程度与えるなど間隔をあけて与えるとよいでしょう。
オランジーナには砂糖の入っていない人工甘味料も入っていないフリースパークリングというものも販売されていますので、子供に与えるのならこちらの方が健康に良いです。
