キリンレモンは炭酸飲料ですが、子供はいつから何歳から飲んでも良いのでしょうか?
また、飲める歳になったらどのくらいの量与えてもいいのでしょうか?
こちらでは子供におけるキリンレモンについて紹介致します。
子供はキリンレモンを何歳から飲んでもいいの?
https://twitter.com/ogu_inoriakari/status/1504754081025622017
キリンレモンを何歳から飲ませてもいいのかについて知るには、
砂糖は何歳から摂取してもいいのかを見ていく必要があります。
米国心臓協会によると、
1日の添加砂糖は小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべきと提言しています。
なぜかというと、2歳未満で清涼飲料を飲む癖をつけると、6歳以降の肥満につながり、
小児の2型糖尿病や高血圧を発症する可能性が増加するからということです。
参照:DIAMOND online
これに従えば、子供は2歳からキリンレモンを飲んでも良いことになります。
次にmamastaというサイトを見てみると、歯科衛生士の方が次のように述べています。
歯科衛生士としては2歳7ヶ月までに口の中の菌の定着が決まると言われているから。砂糖による酸産生能のある菌を寄り付かせずに虫歯リスクを抑える一助にはなるかなと予想しています。
引用:mamasta
虫歯が気になる場合は、3歳あたりから与えた方が良いでしょう。
なお、炭酸水(砂糖の入っていない)だけなら、子供が興味を示したときからで良いので、
炭酸水自体に関しては年齢など関係なく与えることはできます。
ただ、小さい子は嫌がる子も多いですが。
どれくらいの量飲ませてもいいの?
キリンレモン(450ml)中に砂糖は38.7g含まれています。
参照:KIRIN
米国心臓協会によれば、小児は1日の添加砂糖を25g以下に制限すると言っていますので、
これに照らし合わせれば、キリンレモンはペットボトル1本飲むのは飲み過ぎに当たります。
さらに、子供は飲み物意外にもおやつからも砂糖を摂取すると思いますので、
そうなると、砂糖は過剰に摂取してしまうことになることが予想されます。
ちなみに、おやつの一部になりますがどれくらいの砂糖が入っているのか見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院
このようになっています。
プリンやアイスを毎日食べるという子供も少なくありません。
ですが、これら1つ食べただけで、16gもの砂糖を摂取してしまうことになるので、
おやつを食べる子供にはキリンレモンのような清涼飲料を毎日与えるのはよくないことがわかります。
米国心臓協会はこうも言っています。
小児の1日の添加砂糖摂取量の上限を総カロリー量の5%未満とし、清涼飲料については、1週間(1日ではない)の摂取量を236mL以下に制限。
清涼飲料は1週間に236ml以下に制限すべきと言っています。
これを1日単位に直すと33.7mlしか飲むことができません。
先ほども言いましたが、清涼飲料は毎日飲むようなものでないことがわかります。
ではどうするかというと、3日に1度100ml飲ませるか、
1週間に1度200ml程度飲ませることによって、米国心臓協会の制限を守ることができます。
砂糖を摂り過ぎるとどうなるの?
毎日のように砂糖をたくさん摂取していると、
肥満のリスクや糖尿病のリスク、高血圧のリスクなど生活習慣病のリスクが高くなるだけでなく、
心臓病のリスクも高くなってしまうことがわかっています。
参照:アスゲン製薬株式会社
砂糖の摂り過ぎに関しては清涼飲料からの砂糖摂取が多いようです。
ですが、おやつ以外にも菓子パンにも多くの砂糖が含まれていますので、
小さい頃から菓子パンを与えるのは控えた方が良いでしょう。
無糖のキリンレモンは大丈夫?
キリンレモンには無糖のものが販売されています。
こちらは、人工甘味料が使われているかと思って原材料を見てみると、
人工甘味料は入っていません。
ですので、味はレモン風味の炭酸水という感じの味だと思います。
参照:KIRIN
甘くないので子供うけするかはわかりませんが、
炭酸水に興味を持っているなら、こちらの無糖キリンレモンを与えた方が健康的です。
なお、カロリーゼロ系のジュース類は人工甘味料が使われていることが多く、
多量に摂取すると身体に影響を及ぼす可能性がありますので、なるべく与えないようにした方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キリンレモンには砂糖が含まれているため、米国心臓協会に従えば、2歳から飲めるということになります。
虫歯が気になるのであれば、3歳あたりから与えると良いでしょう。
量に関しては、毎日飲ませるようなものではないため、
3日に1度100ml与えたり、1週間に1度200ml程度与えるように間隔をあけて与えると良いでしょう。
無糖タイプのキリンレモンに関しては人工甘味料不使用のため、
こちらのものが飲めるのでしたら、無糖キリンレモンを与えた方が健康には良いです。